この記事で分かること：
- 『グランメゾン東京』の基本情報とあらすじ（ネタバレなし）
- 視聴して学んだ4つの料理哲学と仕事への応用
- 飲食業以外にも通じる「ものづくりの本質」
- U-NEXTで無料で視聴する方法
料理ドラマが好きな方、感動するヒューマンストーリーを探している方におすすめしたいのが、ドラマ『グランメゾン東京』です。
僕はU-NEXTでこのドラマを見たのですが、ただのグルメドラマではなく、深い人間ドラマと料理哲学に心を打たれました。
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グランメゾン東京とは？
『グランメゾン東京』は、2019年にTBSで放送された大ヒットグルメドラマです。
料理の世界を舞台に、再起をかけたシェフたちの挑戦、挫折からの再起、チームの成長、そしてそれぞれの信念を描いたヒューマンドラマですね。
主演は木村拓哉さん。
他にも鈴木京香さん、沢村一樹さん、及川光博さん、玉森裕太さんら豪華キャストが集結しています。
普段はテレビをあまり見ない僕ですら、見たことがある人ばかり出演されていました。
料理に携わる人だけでなく、ものづくりをする人、チームで何かに挑戦する人など、そんなすべての人におすすめできる作品です。
『グランメゾン東京』あらすじ（ネタバレなし）
フランス・パリで名声を誇った天才シェフ・尾花夏樹（木村拓哉）は、ある事件をきっかけにすべてを失います。
そんな尾花は、女性シェフ・早見倫子（鈴木京香）と出会い、日本で再びミシュランの三つ星を目指して、レストラン「グランメゾン東京」を立ち上げます。
元仲間との確執、過去の事件の遺恨、ライバル店との競争、理想と現実のギャップ……さまざまな壁を乗り越えながら、料理人たちがチームとして成長していく姿が丁寧に描かれています。
『グランメゾン東京』を通して学んだ4つの哲学
グランメゾン東京では、料理を通じて色々な学びがありました。
そしてそれは、料理以外の分野にも大いに参考になるものです。
ここでは、音楽活動での応用も考えてみます。
1. 味の良し悪しだけでなく、“テイストの選択”が大事
いくら完成度の高い料理でも、そのお店の雰囲気やコースのコンセプト、そして客層にマッチしていなければ意味がありません。
見た目や味が良いのは前提として、その先が大切ということですね。
『グランメゾン東京』では、料理人たちが「どんな料理がこの店にふさわしいか」を何度も話し合い、試作を重ねます。
テイストの選びとは、まさにブランディングの一環ですね。
味だけでなく、「この店だから出せる一皿」を追求する姿勢に学ぶことが多かったです。
音楽活動においても、「良い曲を作るのは前提であり、その先に自分らしさを追求する」のが良いかもしれない…と思いました。
ただ、音楽は料理よりもオリジナリティを受け入れてくれる(気がする)ので、「自分らしさを追求した先に良い曲を生む」というスタイルの人も多い気はします。
どちらのアプローチもアリですね。
2. 料理は「創作」であり、「研究開発」である
本作では、料理を芸術作品のように感性で作るのではなく、仮説と検証を繰り返す“研究開発”に近い描写をしている風に感じました。
新しい料理の開発の際、調理法や食材の組み合わせを分析したりする様子は、さながら研究者ですね。
美味しさは偶然ではなく、積み重ねたデータと試行錯誤の結果だということが伝わってきました。
ドラマの着色があるとはいえ、料理の奥深さを思い知りましたね。
僕にとって料理は「火を通せば大体おいしい」「岩塩かければオッケー」「七味醤油マヨ何にでも合う」「温かいものにはニンニクマシマシがうまうま」くらいの解像度なので・・・。
あとタンパク質。
魅力的な作品は偶然ではなく、積み重ねたデータと試行錯誤の結果である・・・この考え方は料理や音楽に限らず、あらゆる創作に当てはまると思います。
感性で突き進むのも良いですが、試行錯誤であらゆる答えを導き出し、そこから現時点で最もふさわしいものを選ぶことも大切ですね。
3. レシピがあっても「同じ味」は作れない
料理人たちは、レシピを盗まれることを恐れていません。
なぜなら、同じ材料や手順でも、その人の感覚や経験、技術が味に現れるからです。
作中では「レシピがあるから作れるってもんじゃない」「一流のシェフはレシピが外に出ることを気にしない。自分がそれを一番美味しく出来る自信があるから」というセリフがあります。
だからこそ、知識だけではなく技術や感性を磨くことが何よりも重要なんだと気づかされました。
そしてそれは音楽も似た部分があり、例えば同じ楽器や機材でも誰が弾くかによって音が違うらしいです。
知識だけではなく技術や感性を磨くことが何よりも重要ということは、どの分野にも言えることかもしれませんね。
4. 料理はミシュランのためではなく「お客様のため」
料理人にとって星を取ることは大きな目標ですが、目標が目的になると道を誤ります。
『グランメゾン東京』では、「お客様一人ひとりが心から満足する料理」を追求することの尊さが丁寧に描かれています。
ミシュランで星を取るための料理も素晴らしいですが、星がなくともお客さんに寄り添う料理もまた素晴らしい。
客観的な評価として星が付くことは当然素晴らしいのですが、それはあくまでも魅力を表す指標のひとつに過ぎないのです。
たとえ星が無くても素晴らしい料理は沢山ある、ということですね。
そして、そのお客様に寄り添う料理こそが、星を取るのにふさわしい料理だったりもするのです。
評価ではなく、「誰かのために」「あなたのために」という想いが、ものづくりの原点なのだと教えられました。
まぁ、頭で分かってても簡単には心がついてこないのですけどね・・・。
なぜ『グランメゾン東京』をオススメするのか？
さて、改めて「グランメゾン東京」のオススメポイントを考えます。
チーム作り・信頼・挫折と再生という青春
ただのグルメドラマではなく、仲間との衝突や信頼の再構築といった人間ドラマも秀逸でした。
大人なドラマかと思ってたんですが、ガッツリ青春ドラマでしたね。
一度挫折した人や、何かに挑戦・再挑戦しようとしている人に、強く刺さる内容です。
料理人だけでなく、すべての職業人に響く内容
飲食業界に携わる人はもちろんのこと、そうじゃない人にも刺さります。
実際に僕は飲食店経営者にオススメされましたし、飲食に関係なくプロテインばっか飲んでる僕にも学びがありましたし。
「やるべきことは？」「誰のために？」「何のために？」という問いを突きつけられ、自分の人生を重ねてしまう事が多かったです。
シンプルにおもろい
シンプルにおもろい。
僕はテレビドラマを最初から最後まで見たことは人生で一度もありません。
そんな僕でも、最初から最後までぶっ通しで見ちゃいました。
シンプルにおもろい。
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Q. 『グランメゾン東京』は全何話ですか？
A. 全11話構成で、1話あたり約54分です。U-NEXTで全話見放題で配信中です。
Q. 『グランメゾン東京』に続編はありますか？
A. 続編スペシャルドラマと番外編「グラグラメゾン♥東京 〜平古祥平の揺れる思い〜」もU-NEXTでご覧いただけます。
続編スペシャルドラマの更に続編として、劇場版もあります。
Q. 料理に詳しくなくても楽しめますか？
A. もちろんです。僕も料理わからないですが、楽しかったですし。
料理人はもちろんのこと、料理人以外にも響く「信念」「再起」「チームワーク」などの普遍的なテーマが描かれており、どんな職業の方にもおすすめできます。
まとめ：料理と人生が交差する感動のドラマ
『グランメゾン東京』は、料理人の再起を描きながら、仕事に対する信念や、人とのつながりの大切さを教えてくれる感動作です。
飲食の世界には詳しくない僕ですが、グランメゾン東京を見て料理を通じて考えさせられる哲学が多く、自分の生き方や考え方を見直すきっかけにもなりました。
飲食店経営者や飲食業界に興味がある人、そして僕みたいに自炊しない人にまでオススメできます！
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