【ペットロス】「虹の世界」が生まれた経緯と世界観について【虹の世界だより】

虹の世界だよりの掘り下げです。

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名前の候補はいくつかありました

「虹の世界だより」という名前に決まるまで、実はいくつかの候補がありました。

たとえば、「虹の橋にて」「虹の橋からのお手紙」「虹のふもとにて」などです。

どれも、旅立ったペットたちがいる場所を想像できるような名前にしたいと思って考えていました。

そうして一旦、仮名称として「虹の橋だより」と名づけました。

虹の橋から届く「便り」。そして、虹の橋という考え方に心を預けたい人にとっての「頼り」。

このダブルミーニングが、個人的に鋭い名前だと思ったんですよね。

既存の言葉を使うリスクを考える

「虹の橋だより」という名前は、自分の中ではかなりしっくりきていました。

実際に、簡易的なお試しバージョンを作った際のタイトルは「リスモとライムの虹の橋だより」でしたし。

「虹の橋」は多くの人にとって大切な言葉

ペットを見送った経験がある方なら、「虹の橋」という言葉や概念に救われたことがあるかもしれません。

僕自身も、虹の橋の概念にはすごく優しい力があると感じています。

旅立ったあの子が、痛みや苦しみから離れて、どこかで穏やかに待っていてくれると思うと、少しだけ心が落ち着くこともあるでしょう。

しかし、そのような世界観を、さも自分が考えたかのように使い倒すのは、個人的にあまり好みではないのです。

すでに誰かの心の支えになっている言葉だからこそ、自分だけのもののように扱いたくはないんですよね。

商標や既存サービスとの混同も避けたかった

もうひとつ、現実的な理由もありました。

名前を調べていく中で、「虹の橋」に関連する言葉が、既に商標として使われていることも知りました。

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これは、将来的に権利関係で揉めるリスクがあるかもしれない…。

ディアペットさんにはリスモとライムがお世話になりましたし、動物を想う方向性は似てるでしょうし、わざわざ喧嘩を売ってると誤解されるリスクを取るメリットはありません。

なので、「虹の橋」という言葉を使わずに動物たちが待つ地を表現したいと思いました。

そこで、虹の橋があるなら、その周りにはどんな景色が広がっているのだろう…と考えました。

あの子たちは、橋のふもとでただ待っているだけではなく、もっと自由に、のんびり気ままに過ごしているのではないか。

そう考えたときに、少しずつ思いついたのが虹の橋を中心とした「虹の世界」という考え方でした。

虹の橋から着想を得た世界を作ろう

虹の橋があり、動物たちが過ごしているなら、そのふもとには草原があるかもしれない。

少し歩けば花畑があって、湖があって、森があるかもしれない。

そんなふうに想像していくうちに、忠実な「虹の橋」ではなく、そこから広がる「虹の世界」を自分で作ればいいと思うようになりました。

待っているだけではなく、穏やかに暮らしている世界

虹の橋という言葉には、「旅立ったペットが飼い主さんを待っている場所」というイメージがあります。

でも、サービスとして形にするなら、あの子たちがただ寂しく待っているだけの場所にはしたくありませんでした。

走りたい子は草原を元気に走っていて、眠りたい子は木陰でゆっくり眠っている。

甘えん坊な子は誰かのそばで安心して過ごしていて、好奇心旺盛な子は森の中を探検している。

そんな風に、それぞれの子が自分らしく、穏やかに暮らしている世界を描きたいと思いました。

「飼い主さんを待っている」というよりも、「今もその子らしく過ごしている」と感じられる場所にしたかったんです。

なので、登録した子の性格によって行動に傾向を生む仕組みにしています。

草原や湖、森や花畑が広がる世界

虹の世界には、草原、花畑、湖、森など、いろいろな場所があります。

ただ虹のふもとにしか行けないのは窮屈でしょうから、せっかく自由な世界に辿り着いたなら色々な場所で楽しく過ごしてほしいですからね。

元気いっぱいだった子なら、広い草原が似合うかもしれません。

静かな時間が好きだった子なら、湖のそばで風を感じている姿が浮かぶかもしれません。

お花が好きだった子、外を眺めるのが好きだった子、家の中でのんびりするのが好きだった子。

その子によって、過ごし方は変わるでしょうから。

だから虹の世界は、ひとつの決まった場所ではなく、少しずつ広がっていく世界にしたいと思いました。

大切なのは、飼い主さんが「あの子なら、ここで過ごしていそう」と感じられること。

その想像が、悲しみの中にいる心をほんの少しやわらげるきっかけになればいいなと思っています。

「虹の世界だより」という名前に込めた想い

「虹の橋だより」ではなく、「虹の世界だより」にしようと決めたとき、名前としての意味も、サービスとして目指したい方向も、少しずつはっきりしてきました。

虹の橋そのものではなく、その周りに広がる世界から届く便り。

そう考えると、旅立ったあの子の姿を、もっと自由に、もっとその子らしく想像できるような気がしたんです。

あの子の“今”を想像できる場所にしたい

大切なペットを見送ったあと、ふとした瞬間に「あの子は今どうしているんだろう」と思うことがあります。

ごはんの時間、いつも寝ていた場所、散歩道、写真フォルダの中に残っている何気ない一枚など。

日常の中に残っている気配に触れるたび、もう会えない寂しさと、それでも想い続けたい気持ちが一緒にやってきます。

そんなときに、「きっと今は、苦しまずに穏やかに過ごしている」と思える場所があったら、少しだけ心が休まるかもしれません。

虹の世界だよりは、そのための場所にしたいと思いました。

あの子は今ごろ、草原を歩いているのかな?湖のそばで眠っているのかな?新しく出来たお友だちと花畑で風を感じているのかな?

そんな想像に正解を決めつけるのではなく、飼い主さんが自分の心の中で、あの子の“今”をそっと見守れる場所、その余白を残した名前にしたかったんです。

悲しみは消すのではなく、抱えて生きる

ペットロスの悲しみは、簡単に消えるものではありません。

時間が経っても、急に涙が出る日もありますし、何気ない瞬間に胸がぎゅっとなることもあります。

僕は、その悲しみを無理に忘れたり、前向きな言葉だけで片づけたり出来ないと思います。

大切だったから悲しい。大好きだったから会いたい。そう感じるのは、とても自然なことだと思うんです。

だから虹の世界だよりは、「もう大丈夫でしょ」と急がせる場所ではなく、「まだ想っていていい」と寄り添える場所にしたいと思っています。

あの子を失った悲しみを忘れるのではなく、苦しみすぎずに想い続けるというのも良いのではないでしょうか。

虹の世界から届く便りが、誰かにとって少しでも心の頼りになったら良いなと思っています。

申し訳ないけど有料プランを作りました

綺麗なことだけではなく、現実的なことも書きましょう。

このサービスを作ったものの、リアルな話をすると維持費がかかります。

このためにドメインも取りましたし、新たにサーバーも契約したり、データベースにも保存したりと色々あるので…。

流石に無料提供し続けるのは、金銭的に不可能なのです…。

とはいえ、ビジネス的な観点で運用していくサービスにはしたくありませんから、ひとまず月額300円、年額なら3,000円にしています。

でもやっぱり、無料でも使えるようにしたいので、無料プランも用意しています。

その場合は広告を表示させたりしていますが、何卒ご勘弁下さい。

また、それによってビジネスだと思われるとやっぱりズレるので、利益が出たら一部は寄付します。

流石に全額寄付が理想ですけど、サービスが存続できなければ元も子もありません。

持続可能な範囲で、貢献できればと思います。

今のところ有料プランの契約者はいません。いつか誰かが使ってくれたら嬉しいなぁ。

そのためにも、開発は継続したいですね。いろいろ案はあります。あとは時間をどう捻出するか。

とりあえずアプリ化はしたいです。

いつか「虹の世界に旅立ちました」と言われるように

このサービスを作りながら、僕にはひとつ大きくも小さな目標が生まれました。

それは、いつか大切なペットが旅立ったときに、「虹の世界に旅立ちました」という表現が、自然に使われるようになることです。

今は、ペットを見送ったときに「虹の橋を渡りました」と表現されることが多いですよね。

厳密には、ペットたちは虹の橋のふもとで飼い主さんを待ち、再会したら一緒に虹の橋を渡る…というのが大元です。

死後、ペットちゃんたちはどこに行くのか?わたしたちはまた会えるのか?ペットロスで辛い思いをしている方の支えになっている、…

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なので、ペットが先に虹の橋を渡ってしまうと「いや勝手にどこ行くね〜ん!」なんですよね。実は。

であれば、「虹の世界に旅立ちました」で統一された方が、表現的にも丸いのかなと思います。

もちろん、こんな言葉がすぐに広がるとは思っていません。

でも、「虹の世界」という考え方が少しずつ誰かの心に届いて、いつか当たり前のように使われる日が来たらいいなと思っています。

虹の世界だよりが、旅立ったあの子を想い続けるための、やさしい言葉と場所になれたら幸いですね。

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