SeCR2026富士24時間耐久レースにVERSUSから参戦しました【iRacing】

  • 2026年5月17日
  • 2026年5月17日
  • 日記

先日、iRacingで開催された「SeCR 2026 Rd.2富士24時間耐久レース」に、VERSUS e-SPORTS CLUBMAN TEAMの一員として参戦しました。

今回はその参戦記として、レース前の準備、チームでの役割、実際に走って感じたことなどの奮闘記です。

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そもそもなんで出たの?

カート時代に愛用していたsparcoのグローブ

4月中旬、友人である村上から「iRacingのレースに出るメンバーを探している」と連絡が来ました。

村上は、以前にもドリームサーキットでのレースに僕を誘ってくれた友人です。

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僕はそのレースを最後に一度もサーキットを走っておらず、シミュレータからも遠ざかっていました。

その分、マリオカートワールドとカービィのエアライダーは楽しんでました。

ですが、レーシングシミュレータにはバナナやキノコは存在せず、コピー能力もありません。
ましてや、iRacingはプロが参戦することもあるくらい、非常にリアリティの高いハイレベルなレーシングシミュレータです。

なので

戦力として期待しないでね、人数合わせでも良いなら出るよん

と言ったところ、本当に出ちゃいました。

SeCR富士24時間耐久レースとは?

SeCRとは、ZENKAIRACINGが主催しているレーシングシミュレーターソフト『iRacing』を使用したeモータースポーツオンラインレースです。

その内の1戦が、実際のスーパー耐久を模して開催される富士24時間耐久レースです。

流石に24時間のレースなので、複数人でチームを組んで交代で走ります。

また、iRacingはリアルなレーシングシミュレータなので、ぶつけたりすると普通に車が壊れます。

そのため、スプリントレースのように一発の速さだけで決まるわけではなく、ミスを減らし、チームでバトンをつなぎ、最後まで無事走り切ることが重要になりますね。

VERSUS e-SPORTS CLUBMAN TEAMとは?

今回は「VERSUS e-SPORTS CLUBMAN TEAM」というチームから参戦させていただきました。

このチームは、レーシングシミュレータショップVERSUSを母体とするe-レーシングチームです。

VERSUS Racing Simulator ProShop

レーシングシミュレーターで興奮のバトルを!プロドライバーが練習で使用するリアルなドライビング体験が可能なのは、VERSU…

VERSUSは、かつて僕がデュアルアタックというリアルとバーチャルの総合力を競うレースの大会に、ショップ代表として度々出場させていただいた、とてもお世話になったお店です。

代表の坊垣さん、いつもありがとうございます。

そのデュアルアタックにおいて、VERSUSは2017年に全国2位(同率1位だが成績の関係で)、2018年には全国1位と2位、2019年にはショップ代表者全員が全国大会決勝進出という名門チームでした。

僕も3年間VERSUS代表で出場させていただき、2017年は2次予選敗退、2018年は全国2位、2019年は全国6位でした。

その後、e-レーシングチーム「VERSUS e-motorsport team」が発足し、現在も精力的に活動しています。

そんなVERSUSからは、今回のSeCRにてGT3クラスとGR86クラスの2台で参戦し、僕はGR86チームの一員として走ることになりました。

チームメイトは友人の村上、VERSUS e-motorsport teamのマネージャーである名村さん、VERSUSのお客さんでありベテランの藤岡さん、そしてVERSUSのチワワこと僕の4人です。

レース前の準備

流石にぶっつけ本番でレースに出る訳にはいかないので、本番数週間前に開催された3時間の模擬レースに、村上と一緒に練習として参戦しました。

村上は十分に戦える実力がありますが、僕はブランクもあり練習もしていません。
模擬レースでは流石にボコボコにはされなかったものの、戦えるほどの実力はありませんでしたが・・・。

これは練習せねばと、「虹の世界だより」の制作を進めつつ、自宅のシミュレータで合間を見つけて練習しました。

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車のセッティングや当日の作戦などは、基本的に全部名村さんにお任せしました。
僕はおんぶに抱っこレーシングとして活動しています。

レース当日:実際のスティント

村上選手

作戦としてはざっくりと、GR86は燃料満タンで1時間程度走れるので、1時間走った後にピットで給油してもう1時間走り、ガソリンが無くなるとピットに入って次のドライバーに交代…。

これを24時間繰り返します。

レースは15時開始で、僕の最初の担当はおおよそ21時過ぎからになりました。

第一スティント:21時〜23時頃

名村選手

ここで大きな問題が発覚します。

なんと、24時間レースにも関わらず、僕は夜間走行の練習をしていなかったのです(アホ)。

普段の一般道でも、昼と夜で走りにくさや雰囲気は全く違いますよね?

サーキットも同様で、時間帯によって走行ラインの目印となるものが若干見づらくなったりして、走りづらいこともあるんです。

なので、ほぼぶっつけ本番の夜間走行となりました。
ほんまに何してんねん俺…。

とりあえず、ぶつけない様に、壊さない様に、スピンしない様に、ショートカットしてペナルティを貰わない様に慎重に走りきりました。

約2時間後の23時頃にドライバーを交代、僕の1回目のスティントが終了しました。

第二スティント:5時〜7時頃

藤岡選手

第一スティント終了後、アドレナリンやドーパミンがドッパドパで頭が冴えているので、仮眠を取るにもちゃんと眠れないんですよね。

実際のニュルブルクリンクやル・マン、富士などの24時間耐久レースに出場している選手たちは、睡眠をどうしているんでしょうか…?

とりあえずVERSUS店舗内でソファに寝転ばせてもらって、目を閉じて脳を休めておりました。

ただ、やはりあまりちゃんと睡眠は取れず、軽く瞑想しただけの様な仮眠を繰り返していました。

まぁ全員が眠っちゃうと、ピットサービスなどを対応する人もいなくなりますし、何かあったらすぐ動ける人は1人は必要ですから、これで最善だったのかもですね。

・・・そんなこんなで、もうすぐ自分の出番となりました。

とはいえ、やはり眠いものは眠い・・・。

村上の出走中、僕に交代する直前にレッドブルを飲んでからドライバー交代し、僕が出走しました。

ゲーム内の時間も夜が明けつつあり、上る朝日に照らされながらの眩しいスティントでした。

特にバトルやアクシデントもなく、マイペースに約2時間を無事走り終えました。

第三スティント:13時〜15時頃

見守るVERSUS坊垣さん

第二スティントを終えると、流石に僕も結構疲れていました。

とはいえもう朝ですし、また目を閉じるだけの様な仮眠を繰り返していました。

他の選手たちも起きていたので、僕は最後のスティントに向けてのんびり仮眠を取らせていただきました。

途中、藤岡さんのスティントで機材トラブルが発生してバタバタした部分もありましたが、皆さん良いペースで走ってくれて、非常にプレッシャーがかかってきました。

しかも、時間的に僕がアンカーになりそう…
名村さん代わってください…と思いましたが、ニコニコ笑顔の名村さんにそんなお願いは出来ず、頑張るしかないかぁと腹を括りました。

というわけで時間がきたので、僕は村上からバトンを受け取り、最後の出走のためにピットアウトします。


残り30分くらいの時点で8位であり、前を走る7位のZENKAI RACINGさんが目の前に見えてきました。

ドライバーのサトウ選手は24時間の疲れからか、アンカーのプレッシャーからか、僕が後ろに付くと走行ラインが乱れがちの様に見えました。

例えば、僕がすぐにインを刺せる距離やタイミングではない場面でも、こちらの仕掛けを警戒して、イン側を守るような小さいライン取りになっているように見えました。

なので、最終コーナーを立ち上がり重視で立ち上がれば、1コーナーでオーバーテイク出来るだろうと考え、そのために走りを組み立てました。

見事狙いが的中し、1コーナーでアウトからオーバーテイク!7位を奪取しました。いぇい。

6:23:35あたりから

その後もサトウ選手は僕にバトルを仕掛けてきて、7位争いが数周に渡り続いていました。

サトウ選手は非常にクリーンなドライバーで、一度も接触することはなく、楽しいバトルでした。

後ろを見ながら、上のクラスの車両に道を譲る際のロスを最小限にし、抑えるところだけ抑えてミスなく走れば負けることは無いだろうと思い淡々と走っていました。

が、100R後のアドバンコーナーで上のクラスの車両に道を譲り、失速した隙をサトウ選手にダンロップコーナーで突かれ、抜き返されてしまい8位にドロップします。

6:39:21あたりから

してやられた・・・!
単純な速さでは、恐らく僕よりサトウ選手の方が実力は上でしょうね。

ただ、僕は良くも悪くもメンタルがアホなので、また1コーナーで抜き返そうと思いました。
というか、恐らく単独走行だとペース的にサトウ選手を逃がしてしまうので、単純に食らいつくしかなかったんですけどね。

サトウ選手はブロックラインを取りがちなのは把握していたので、少しプレッシャーをかけてイン側を守らせて、僕はまた立ち上がり重視のラインで最終コーナーを抜けホームストレートに差し掛かります。

流石にサトウ選手も同じ手は食わないと、ホームストレートで早々にイン側をブロックして1コーナーでのバトルに備えていました。

なので僕も少し手を変えます。

1コーナーでのブレーキングの前に、サトウ選手にイン側を強く意識させるような位置取りをしました。サトウ選手がイン側を守る形になったところで、僕はブレーキングの寸前に外側のラインへ戻します。

すると、僕はいつも通りブレーキングすれば良いだけですが、サトウ選手はイン側の汚れた止まりにくい路面でブレーキングしなければなりません。(iRacingはタイヤカスのシミュレーションもあるので、効果あると思って試してみました。あるのか?)

しかも、イン側はブレーキングの目印となる看板や縁石も見づらく、ブレーキングポイントの距離感が乱れやすいのです。

実際の生放送の映像を見てもらうと、さきほど僕がオーバーテイクした際より一車身分以上、サトウ選手は内側でブレーキングしています。

一度目のオーバーテイク
二度目のオーバーテイク

そういった小賢しい作戦と、順位争いをしているアンカーのプレッシャーからか、サトウ選手はブレーキングでミスをしてオーバーランしてしまい、僕はねっとりヌメヌメと7位を奪還しました。

その後はミスなく淡々と走り、燃料が1周分足りなかったので、ピットインしてスプラッシュ&ゴー!

最終ラップの1コーナーで、ピットタイミングで前に出たもののガス欠になったZENKAI RACINGさんオーバーテイクし、フィニッシュ。結果は17台中7位でした。

完走した感想

久しぶりのシムレースでしたが、正直ハイレベルすぎですね…。

僕はチーム内で一番遅いので、とにかくスピンせず接触せず、車を壊さない様に走ることが使命だと思っていました。

今回のレースは、他車との接触や、コースのショートカットをすると「インシデント」をカウントされ、24時間でチーム合計100回のインシデントをもらうとペナルティとなるルールでした。

ただでさえタイムを出せない僕は、何があってもインシデントだけは貰わない様にすべし。
安定して走る以外でチームに貢献できることは、正直あまり無いのです。

結果的に、自分のスティントでは大きな接触やスピンは無く、無事終えられたのは良かったです。

ただ、本当に練習不足でした。
何しろ、このレースに出場することが決まったのは1ヶ月ほど前であり、それまで全くサーキット走行もシミュレータもしてなかった上に、虹の世界だよりの実装を頑張っていたので練習時間も取れなかったのです。

色々余裕が生まれたら、ちゃんと練習してみたいですけどね。

改めて、誘ってくれた村上、快く迎え入れてくれた名村さん、藤岡さん、そして坊垣さん、ありがとうございました。

もしまた出場する機会があれば、もっと頑張りたいです。

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