先日、ボカロPデビューしました!
んで、他の人の曲とかと聴き比べて思ったことがあるのでまとめてみます。
俺ってマジで才能が無さすぎるやんけ
正直、聴き直せば聴き直すほどに修正点が見つかり、嫌になります。
この曲に限らず、今までに作ったもの全部ですが・・・。
なんか、自分が作った曲が日本で一番ショボいんじゃないかとさえ思います。
まぁ、ひとえに勉強不足と、そもそも作ってきた曲数が少ないのでしょうけども・・・。
才能がない人の戦い方を考える
まぁ才能がないと嘆いていても、ないものはないので仕方ありません。
じゃあ才能がない人が戦っていくにはどうすればいいかを考えます。
レース活動の思い出
ところで、僕がレンタルカートでレースをしていた頃について思い出してみます。
その頃も、最初はレースに出ても全く勝負できないくらい下手くそでした。
レースの才能が無さすぎる・・・。
と悩み、下手すぎる自分が走ることさえ恥ずかしい行為なんじゃないかと思っていました。
全く結果が出せずに、もうレース辞めようと思ったことは一度や二度じゃないです。
(まぁ結局、今は実質辞めてる様なもんですけども。)
当時は何度も辞めようかと思ったのですが、速く走れない悔しさと、やっぱりレースが好きだし楽しいという気持ちがあり、開き直って練習しまくりました。
それに加え、ドライビング理論的な本も購入し、勉強しては試すことを繰り返していくうちに段々と戦えるようになってきました。
その時にやってきたことを簡単にまとめると、
①とにかく練習する
②とにかく色んなレースに出てみる
③色んな人の走り方を見て真似してみる
④行き詰まった時は理論的な勉強をしてみる
という感じでした。
そうして初めてレースで勝つまでに、約1年半くらいかかりましたが・・・・。
経験値を音楽活動へ応用すると
んで、そうやってボチボチ結果が出始めたわけですが、このやり方を音楽活動に当てはめて考えてみます。
①とにかく練習する
→とにかく音楽を作る
②とにかく色んなレースに出てみる
→とにかく色んなコンテストやイベントに参加する
③色んな人の走り方を見て真似してみる
→色んな人の曲のテクニックや技を真似してみる
④行き詰まった時は理論的な勉強をしてみる
→音楽理論的なアプローチを試みる
といった感じでしょうか。
とにかく曲を作ってイベントに参加しつつ、他の人の曲の良いところを探したり、音楽理論を勉強したり・・・・ですね。
それを1年半くらい続ければ、そのうち小さい結果が出始めるのでしょうか・・・。
まぁ、あくまでも自分がやったやり方なので、最善ではないかもですが。
とはいえ、それしかやり方が分からないので・・・。
量と質のバランス
物事を習得するためには練習をするわけですが、そこでよく考えられるのが「量と質のバランス」かと思います。
個人的に思うのが、技術が頭打ちになるまでは、量を重視した方が良いと思います。
というのも、まずは量をこなした経験がないのであれば、質の上げ方もわからないでしょうから。
なので、初心者の段階では、量をこなすことが最優先かと思います。
で、ただひたすら量をこなしているだけでは、いつか必ず成長は止まります。
たとえ毎日車で通勤していたとしても、車の運転技術はそれほど上手くならない様なイメージです。
運転に慣れはするでしょうが、技術的にはそれほど向上しないでしょう。
そうなった時に、徐々に質を重視していけば良いのでは?と思います。
車の運転においては、よりスムーズな動作をしたり、視野を広くする様に心がけたり、車の向きの変え方を意識したり・・・
こういった質を上げるための試行錯誤は、量をこなして土台を作ってないと、何を改善すれば良いか課題が見つからないでしょう。
という訳で、まずは量をこなす。
ただ、それに伴ってどうすれば質が上がるかを考えるのが良いかと思います。
具体的にどうするの?
本題。
ボカロ曲を100曲作る
具体的にどうするかですが、ボカロ曲を最低でも100曲作ります。
ところで、以下のサイトにはボカロP5000人のデータが羅列されています。
著名ボカロPをはじめ多くのボカロPたちがズラーッと並んでいますが、投稿動画数が100以上なのは5000名中の354名(執筆時点)です。多分。
もちろん、あくまでも投稿動画数なのでそれ以上の曲数は作っていたり、カバー曲も含むので目安でしょうが、とりあえず100曲作ってみたら投稿数は上位10%に入ります。
そうすればまぁ多少は音楽が上手くなってるでしょう・・・と願います。
BGMも作る
100曲作るのはあくまでもボカロ曲、いわゆる歌モノです。
歌モノ以外も、例えばBGMも並行して作った方が良いと思います。
というか、数を作るなら歌詞がないBGMの方が良いかもですが。
というのも、フリーBGMを作成している作曲家は、もっと膨大な数の曲を作っているからです。
例えば、僕が今一番参考にしているこおろぎさん。
こおろぎさんは、元々は会社員と音楽の複業をしていて、徐々に音楽の比重を大きくした後、現在はプロのフリーランス作曲家として活躍されています。
こおろぎさんのブログ「こおろぎさんち」めっちゃ見ました。
今もよく見ます。
↓の記事も何回読んだか分からないくらい読みました。
こおろぎさんは、Audiostockでも音源を販売しているのですが、現時点で登録BGM数が713曲です。
こおろぎさんのプロフィールページです。ライセンス販売中の作品や配信中の作品を掲載しています。…
僕がさっき「100曲作る」って言ったのがショボく感じますね・・・。
まぁつまり、結果を出している人は相応の曲数を作っているということです。
曲を作るペースはどうしようか
とりあえずボカロ曲を100曲作るとして、一体どれくらいのペースで作り続けたら、いつ作り終えるのでしょうか。
1日1曲・・・100日(約3ヶ月ちょい)
1週間に1曲・・・700日(約1年11ヶ月)
10日に1曲・・・1000日(約2年9ヶ月)
2週間に1曲・・・1400日(約3年10ヶ月)
1ヶ月に1曲・・・100ヶ月(8年4ヶ月)
まぁ1日1曲は無理でしょう・・・。
相当気合い入れて1週間に1曲作れるかどうかでしょうが、クオリティとアイデア量が付いてこない気もします。
現実的なペースは、1週間〜10日に1曲(1ヶ月に3〜4曲)くらいかと。
それなら3年あれば達成できますしね。
少なくとも、2週間に1曲(1ヶ月に2曲)は最低ラインです。
それ以上は間隔が空きすぎている気がします。
ちなみに、今フリーBGMとして公開している曲はだいたい3〜5時間くらいで作りました。
最短が「児戯」で1時間半くらいです。
また、今作ってる2曲目のボカロ曲はほぼ完成していて、大体15時間くらいでしょうか・・・。
最低限コレくらいのペースで量産していきたいですね。
1曲目「足跡」は、去年作った曲を編曲し直して作ったので、通算でどれくらいかかったか分からないです。
そうやって作った曲で、ニコニコ動画を中心に行われているボカロ曲投稿祭に参加してみたいと思います。
まずは「無色透名祭」に2曲応募してみる予定です。
こういった投稿祭に参加しつつ、100曲を達成したいです。
曲を作る際の注意点
では、100曲作る際の注意点を考えてみます。(自戒)
適当に作らない
量をこなすのが大切とはいえ、質が適当になっていては意味がありません。
あくまでも目的は「音楽が上手くなるための練習」であり、「100曲作ること」ではないです。
手段が目的化しないように気をつけます。
結果を求めない
再生回数が伸びないとか、まだそういった事を考える段階ではありません。
数曲作っただけで伸びるくらいの才能がないから、せめて数をこなしてみようという試みです。
自分で楽器を弾く
主にギターについてです。
ただ単に曲を作るだけなのはもったいないので、ギターを入れる際は自分で弾きます。
そうすれば作曲能力と同時にギターの演奏技術や、生音源とMIDI音源のミックスなどの編集技術も向上するでしょうから、一石二鳥以上なるのでははないかと考えます。
作る目的と改善点を考える
この曲はどういった目的で作ったのかを意識したいです。
というのも、上級者ほど行動に目的や意味が伴っていると思うからです。
例えば、僕はスプラトゥーン3にハマっています。
上級者のプレイ解説動画とかも見てもそうなのですが、彼らは行動一つ一つに目的と意味があります。
どこに敵がいるからどう動くとか、強いポジションを取るために(または取られないために)どうするとか・・・
上級者はほぼ全ての行動に、それをする理由を言えます。
なので、作曲についても出来るだけそういった理由を考えて作るクセをつけます。
どう思ったからこの音を使ったとか、どういう狙いでこういうリズムにしたとか、出来るだけ答えられるようにしたいです。
まぁ、頭でっかちにならない程度にしますが。
頑張ろうとしない
頑張って「曲を作らなければ!」となるのはあんまり良くないでしょうね。
プロじゃないですし、誰かにお願いされて作っているわけではないので、楽しく作ることを最優先にしたい。
良いものを作ることは大切ですが、良いものを作らなければならないと思うのは時に創作の弊害になり得ると思います。
遊びのつもりで、頑張らない程度に頑張る。
まとめ
ええから曲作れぃ
最低でも月に2曲・・・!
また、この試みが間違ってなさそうなのをつんく♂さんの本で再認識しました。
最近出た、つんく♂さんの本を読みました。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||function(){arguments.c[…]
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