【安ギター改造】SELDER ST-16その2|P-90ピックアップ・配線交換で音は変わる?

安いギターを改造したい!

先日、いわゆる安ギターであるSELDER ST-16の電気部品以外をゴッソリ交換してみました。

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安いギターを改造してやんよ! 先日、SELDER ST-16というギターの初心者セットを買いました。 [sitecard subtitle=ここからどうぞ url=https://rikiya-ieshima.com/2308[…]

今回はその続きとして、SELDER ST-16のP-90ピックアップ、ピックガード、ポット、スイッチ、配線材などの電装系をゴッソリ交換していきます。

今回の改造ポイント内容
ピックアップ構成P-90タイプを2基搭載
コントロール2V1T(フロントVol / リアVol / マスタートーン)
セレクター3WAYセレクター
追加機能スイッチポットでシリーズ/パラレル切り替え
作業難易度はんだ作業と回路理解が必要。慎重にすべし

最終的には、P-90×2、2V1T、3WAYセレクター、スイッチポットでシリーズ/パラレル切り替えができる構成にしました。

改造後は見た目も音もかなり変わりました。ただし、今回は配線・はんだ・ピックガード加工が絡むので、ペグ交換などよりは難易度が上がります。

ストラトキャスタータイプなので、ピックガードごと全部交換しましょう。

動画版はコチラ↓

実際の音↓

目次
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今回の改造内容:電装系を丸ごと交換

まずは、改造プランを考えます。
電装系を丸ごと変えるので、考えることが多くて楽しいですね。

・ピックアップ構成:2S(P-90×2)
・コントロール:2V1T
・シリーズ/パラレル切り替え

ピックアップ:3S→2S(P-90×2)

まずはピックアップ構成から。

ストラトキャスタータイプは、通常シングルコイルが3つ載った構成(3S)です。

ただ、僕の好み的にセンターピックアップを使うことがなく、フロントとリアのミックスの方が好みなので、2ピックアップ構成にします。

フロントとリアのミックスの音、あのコロコロした綺羅びやかな感じが一番好きです。

また、僕はギターの改造は初めてなので、仕組みや配線が簡単そうなシングルコイルにします。

んで、せっかくシングルコイルにするなら、かっこよくて音も好きなP-90タイプのピックアップにしましょうか。

ということでまとめると、ピックアップ構成はP90を2つ載せることにします。

ピックアップ数が3つから2つに減るので、セレクタースイッチは5Wayから3Wayに変更しましょう。

コントロール:1V2T→2V1T

ピックアップが決まったので、ボリュームやトーンのコントロール部を考えます。

普通のストラトキャスタータイプは1V2T(マスターボリューム、フロントトーン、センタートーン)です。

ボリュームノブが1つ、トーンノブが2つですね。

普通のストラトキャスタータイプと同じ様に1V2Tにすると、見た目が普通で面白くないでしょう。

なので、2V1T(フロントボリューム、リアボリューム、マスタートーン)にします。

追加機能:ピックアップのシリーズ/パラレル切り替え

それで終わると普通すぎて面白くないですよね。

せっかくの2PU構成なので、トーンポットをスイッチポットにし、ポットの上下操作でピックアップのシリーズ/パラレルを切り替えられるようにしてみます。

パラレル:並列。通常のギターの回路。
シリーズ:直列。ハムバッカーはシングルコイルを直列接続してる。

シングルコイルを直列に接続すると擬似的にハムバッカー的な回路になりますが、それをP-90ピックアップでやってみようかと企んでいます。

回路の設計:2V1T+シリーズ/パラレル切り替え

どんなギターにするかが決まったので、具体的な回路を考えてみます。

ギターの回路設計も初めてなので、勉強しました。

概要として、ピックアップは先程の通り、P90×2の構成。

ボリュームポットは各ピックアップのホット側に1つずつ設置。

それを3WAYセレクターに接続します。

セレクターからジャックへアウトプット、それに並列でマスタートーンへ接続します。

使用したパーツ一覧

今回使った主なパーツを先にまとめます。商品カードはこの後の各パートに残しているので、細かい使用感は本文側で確認してください。

パーツ使用したもの目的
ピックアップGOTOH PICKUPS SB-Classic ネック側 / ブリッジ側P-90×2構成にする
ピックガードP-90×2用ピックガード2PU構成へ変更
ポットMusiclily A500KΩ / B500KΩプッシュプル2V1Tとシリーズ/パラレル切り替え
ノブ類SCUDボリュームノブ / トーンノブ / スイッチノブ黒くてかっこいい
コンデンサーORANGE DROP 0.033uFトーン回路用
セレクターSCUD 3wayレバースイッチフロント / ミックス / リア切り替え
ジャックPure Tone PTT-1 / ジャックプレートガリ予防
配線材などBELDEN 8503、熱収縮チューブ配線と絶縁処理

ピックアップ

ピックアップは、GOTOH PICKUPSのP-90タイプ「SB-Classic」にしました。

価格もお手頃ですし、日本のメーカーなので品質も良いでしょう。

また、ピックアップ構成が変わるので、ピックガードも交換する必要があります。

ちょうど良い感じに、P-90×2が実装できるピックガードを見つけたのでこれにしました。

ピックガードを止めるビスも新調します。

せっかくなので、ビスも黒にしました。

全部のパーツを黒にすると、今持ってるBacchusのGS-001と似た見た目になっちゃうので、ピックガードはあえて白にしました。

ボリューム・トーンポット

ボリュームポットとトーンポットは500kΩにしてみます。

通常、シングルコイルは250kΩ、ハムバッカーは500kΩ、P-90は300kΩにするらしいですけどね・・・。

ポットの抵抗値が大きいほど、高音域が強調される傾向があるそうです。

今回はP-90タイプのピックアップなので300kΩが標準なのでしょうが、数が少なくて若干価格も高いのでやめます。

少し高音域強めになりそうな500kΩにし、音がキンキンしていればトーンを絞れば良いかなと思いました。

Aカーブ、Bカーブは適当です。

現状ライブをする予定もなく、宅録では演奏中にノブを操作することもありませんので、あまり深く考えていません・・・。

ということで、ボリュームポットとノブはこれ↓

トーンポットとノブはこれ↓

トーンポットはスイッチポットにしました。

リアPUのホット側をスイッチポットの接点に接続し、通常はパラレル接続、トーンノブを上に引っ張るとシリーズ接続になる様にするためです。

インターネット上の色んな回路図とにらめっこし、なんとかこの回路を考えつきました・・・。

何せギターの回路を設計したことがないので、この回路でちゃんと動くのか分からなくて不安でしたけどね・・・。

コンデンサー

コンデンサーは、P-90には標準的とされる0.033μFにします。

オレンジドロップのやつ。

コンデンサーもあまり深くは考えていません・・・。

とりあえず組み立ててみて、気に入らなければ後で交換もできますし。

コンデンサー容量が大きいほど、トーン操作の効き目が大きくなる(カットする音域が広い)らしいです。

セレクタースイッチ

2PU構成なので、セレクタースイッチは3WAYにします。

見た目のわかりやすさと、かっこよさを重視してオープン型にしました。

スイッチノブは黒。

スイッチもそれほど強いこだわりはないので、直感で選びました。

ジャック・ジャックプレート

ジャックはピュアトーンの「PTT-1」にしました。

通常のジャックより接点が多く、接続時の安定感が高いのでノイズに強いらしいです。

また、ジャックプレートはとりあえず黒いヤツを選びました。

ボディへの取り付けは、上に書いたピックガードを取り付けるビスを使用します。

その他

主要パーツは以上ですが、他にちょっとした材料を揃えます。

まずは配線材ですが、とりあえずBELDENのものを購入しました。

5色セットなので使い勝手もいいですね。


アースの配線用に、アースラグも用意しました。

なんか色々つかえそうなヤツ

これ正直言うと別に買う必要なかったかもです。


そして、ちょっとした改造があるので熱収縮チューブも用意しました。

合計金額は後掲します。

改造の下準備:ピックガード交換とネジ穴埋め

材料の準備ができたので、改造のための下準備をします。

ボディのネジ穴埋め

ピックガードを交換するのですが、ネジ穴の位置が違うので、元々ボディに空いてるネジ穴を埋める必要があります。

なので、爪楊枝に木工用ボンドを付けて、ネジ穴にぶっ刺して固まるまで放置します。

固まったら、カッターナイフなどで飛び出ている部分を切り取ります。

不格好ですが、「ピックガードで隠れるので気にしない」という方法で解決しました。

単芯ピックアップを二芯化する

今回使用するGOTOHのSB-Classicは単芯のシールド線タイプでした。

単芯のシールド線タイプのピックアップは、外側の網線がコールド、その内側の線がホットとなっています。

で、今回の配線図を見てみます

フロントのピックアップのコールド側は直接アースに繋がっておらず、スイッチの接点を経由してアースに繋がる回路です。

で、先述の通りピックアップが単芯のシールド線の場合、外側の網線が全てコールド線となります。

すると、ギターの内部に導電塗料などを塗布した場合や、そもそもリアPUの網線(コールド)と接触するなどして、コールド線が直接アースに触れてしまう可能性があると考えます。

そうなると、フロントPUのコールド線が直接アースへ流れてしまい、回路の本来の動作が出来なくなるのではないか?と推測しました。

例えば、トーンノブをプルアップしてシリーズ接続にした場合、リアPUのホット側がフロントPUのコールド側に繋がります。

その時に、もしフロントPUのコールド側が直接アースに落ちてしまっていたら、リアPUのホット側がアースへ落ちてしまい、リアPUの音が出なくなる気がします。

しらんけど

なので、単芯のピックアップを無理やり二芯化します。

まずは網線に繋がってる線(今回は赤い方)がコールド側でしょうから、その線を切ります。

その線の被覆をワイヤーストリッパーで剥き、延長用の配線とはんだ付けします。

接続部に熱収縮チューブを被せて、はんだごてを近づけて収縮させます。

ヒートガンを持ってないのではんだごてで収縮させましたが、普通にヒートガン使った方が良いと思います。

これで完了!

あとはテスターで導通を確認して、問題なさそうなら大丈夫です。

もっと丁寧にする方法もあるでしょうが、とりあえず導通に問題なければヨシ!

この作業はあくまでも自己責任で・・・。

ピックガードの配線作業

下準備ができたら、あとは実装していきます。

ビックガードにパーツを組み込んでいき・・・

はんだ付けをしていきます。

今回のP-90ピックアップは、ピックガードではなくボディに直接ネジ止めするマウント方法なので、まだピックガードの穴に当ててるだけで固定していないです。

P-90はあとでネジ止めします。

実装できたらピックガードは一旦置いておいて、ジャックプレートとジャックを合体させます。

が、

このジャックプレートとジャックの相性が悪く(?)、ジャックプレートの穴の径よりジャックの外径の方が大きいため取り付けできませんでした。

なので、ヤスリで削って穴を広げ、無理やりねじ込みました。

ジャックプレートのミリ/インチ規格の違いなんですかね・・・。

まぁ、導通に問題なければヨシ!

とりあえずピックガードをビスでボディに取り付け、ピックアップを付属の木ネジでボディに取り付けます。

ちなみに、ピックアップとボディの間には家にあった激落ち系メラミンスポンジを挟みました。
ピックアップの無駄な振動を抑える試みです。

ピックアップがボディの振動を拾うと、ハウリングやノイズの原因となる場合があるそうです。

ボディに組み込んで完成

その後、ジャックをはんだづけし、ジャックプレートをビスでボディに取り付けます。

ピックガードのネックポケットの部分の形が合わなかったので、ノコギリやヤスリでゴリゴリ削り、リューターである程度整えました。

じっくり見る部分じゃないので、ネックと干渉しないならそこまでキレイに仕上げなくても良いかなぁ。

あとはネックを取り付けて完成です!

うおおカッケェ・・・。

ピックガードが丸ごと変わると、雰囲気がガラッと変わりますね。

黒いジャックプレートも渋いです。

改造後の音源比較:P-90化とシリーズ/パラレルで音はどう変わった?

改造が完了したので、改造前の音と聴き比べてみます。

録音環境について

録音環境は以前のものと同様です。

ギターの設定も同じく、ボリューム、トーンを10で統一します。

検証する音源も同じ、3種類用意します。

(1)センターピックアップでクランチ
(2)フロントピックアップでクリーントーン
(3)リアピックアップでオーバードライブ

使用するDAWはLogic Proで、アンプシミュレーター等のセッティングも同じにします。

SELDER ST-16を買ったときと、改造第1段階のときと同じ環境ですね。

実際に聴いてみる

無改造、前回の改造(電気系統以外改造)、今回の改造(電気系統も改造)の音源を以下に用意しました。

どうぞ、聴き比べてみて下さい。


センターPU(ミックスポジション)

・無改造

・前回の改造

・今回の改造(パラレル接続)

・今回の改造(シリーズ接続)

ピックアップ構成が変わったので当然音は変わりますね。

無改造と前回の改造は純正のセンターピックアップ1つ、今回の改造はフロントとリアの2つのミックスです。
なので、今回の方がパワーがある様に思います。

また、パラレルよりシリーズの方が更に力強い感じがしますね。


フロントPU

・無改造

・前回の改造

・今回の改造

前回の改造と比較して、更に中低音が強くなり厚みのある音になった気がします。

純正シングルコイルからP-90タイプに交換したので、順当にそうなるでしょうね。

反面、高音域の成分が減って、音の繊細さや輪郭がぼやけて聴こえます。

ただ、あくまでもこれは良し悪しではなく”曲に合っているか”または”自分の好みに近いか”の話ですね。


リアPU

・無改造

・前回の改造

・今回の改造

かなり太くて丸い音になりましたね。

他のピックアップと比較して、一番変化が大きい気がします。

チャキチャキした軽快なカッティングには向かなくなったかもですが、逆に歪ませたロック的な使い方はしやすくなったのではないでしょうか。


同系統のPUと比較してみる

改造前後の比較はできましたので、次は同系統である「P-90タイプ」のピックアップを搭載したギターとの比較を行います。

比較対象はGrassrootsG-LS-57です。
所謂レスポール・スペシャルタイプですね。

比較する環境は先程と同様で、ミックスポジションのみで聴き比べてみましょう。

せっかくなので、違う曲で音作りも変えて比較してみます。


・G-LS-57

・ST-16改


さすが同系統のPUですね!似たような音になっています。

比較対象のG-LS-57は実売価格で約50,000円くらいのギターですが、今回改造したST-16も遜色ない音が出せているのではないかと思いました。

ただ一つ、大きな問題点があります。

それは「すでに持っているギターと遜色ない音のギターを新たに作っても実用性に欠ける」という点です。

せっかく改造して新しいギターを手に入れるのなら、まだ持ってない系統への改造の方が実用性が高かったんじゃないですか?

という事です。

そんな正論については「そんなこと考えないようにする」という方法で解決しました。


で、それら2本のギターをアンプシミュレータの設定を同じにしてレコーディングしたのが以下の動画です。

音の違いが分かりやすいでしょうか?

リアPUのオーバードライブでは、改造SELDERはG-LS-57よりパワー感が小さく繊細な感じがしますね。

G-LS-57はズンズン、SELDERはジャキジャキって感じ

弾いてみた動画をもっと作ってみる

他にもこのギターで「弾いてみた」動画を作ってみました。

弾き心地自体は初心者ギターのソレですが、現時点では全く問題を感じません。

冬の乾燥した時期だと、ネックが痩せてフレット端に若干のバリが出たくらいですかね。

音に関しても、少なくとも僕は満足できる音です。

上掲の動画でも結構歪ませたりしてますが、歪みのノリも結構いい感じかと思いました。

特に『Won’t Stop, Just Go!(Green Forest)』の動画では、同じP-90タイプのギター同士であり、アンプシミュレータの設定も全く同じです。

もともとは初心者セットのギターですが、改造にして弾いてみた動画にも全く問題なく使えるギターになりました。

めっちゃ良くないですか?(ニヤニヤ)

改造材料と費用のまとめ

電気系統の改造が完了しましたので、その改造に使った材料と金額などをまとめてみます。

パーツメーカー備考価格
ピックアップ(フロント)GOTOH PICKUPSSB-Classic/N¥5,253
ピックアップ(リア)GOTOH PICKUPSSB-Classic/B¥5,253
送料¥1,380
ピックガードFuqinghua4プライホワイトパール¥2,260
ピックガードビスMusiclily¥714
ボリュームポット×2Musiclily Pro500kΩ Aカーブ¥1,836
ボリュームノブSCUD¥324
トーンポット(スイッチ)Musiclily Pro500kΩ Bカーブ¥1,037
トーンノブSCUD¥324
コンデンサーCornell Dubilier0.033μF¥793
3WAYセレクターSCUDDM-30S¥1,242
セレクターノブSCUD¥81
ジャックPURE TONEPTT1¥663
ジャックプレートMusiclily Basic¥655
配線材BELDEN8503-01-5¥1,155
アースラグMontreux¥370
熱収縮チューブYヤクニタツ¥377
小計¥23,717

今回の材料費は¥23,717円でした。

工具類はこの費用に含めていません。

前回の改造費用が¥12,930なので、改造費用の合計は¥36,647ですね。

SELDER ST-16の本体価格は¥13,300なので、合計で¥49,947のギターとなりました!

ギリギリ5万円以内で収めることができましたね。

やって分かった注意点:配線改造は一気に難易度が上がる

今回の改造はかなり面白かったですが、前回のペグ・ブリッジ交換より明らかに難易度は上がりました。

  • ピックガードのネジ穴位置は合わないことがある
  • P-90×2用ピックガードがSELDER ST-16に完全適合するとは限らない
  • はんだ作業が必要なので、工具と作業スペースは用意した方がいい
  • シリーズ/パラレル切り替えは、回路の理解がないと迷いやすい
  • 単芯シールド線のピックアップは、そのままだと今回の回路では都合が悪い場合がある
  • 不安なら楽器店や詳しい人に相談するのが無難
    ※僕に聞いてくれれば分かる範囲でお手伝いします。

僕は自分で試したかったので突っ走りましたが、初心者が最初にやる改造としては少しハードめだと思います。
とはいえ、やってみるとギターの仕組みが一気に見えてきて、めちゃくちゃ楽しいです。

SELDER ST-16は電装系改造の母体としてアリか?

大いにアリ!大満足ですね!

そもそも、このギターを買った一番の目的は「安いギターを改造したら良い音になる説」の立証でした。

改造した結果として生まれたのは、P-90タイプのピックアップを2機搭載した、約5万円のストラトキャスタータイプのギターです。

同価格帯で市販されているレスポール・スペシャルタイプのギター(Grassroots G-LS-57)と音を比べても、良い勝負が出来るギターになったんじゃないかと思います。

オリジナルのギターというロマン

また、このギターの改造のもう一つの目的は「自分のシグネチャーモデルのギターが欲しい」という欲を叶えることでした。

僕みたいな細々と辛うじて生きてる初心者ボカロPのシグネチャーモデルのギターなんか作ってもらえるはずがないので、自分の理想を詰め込んだギターを自分で作ってしまえ!と思いました。

外見は黄色いストラトキャスタータイプで、ピックアップはP-90タイプを2機、金属パーツは基本的にブラックで統一する・・・といった理想を詰め込んだギターは市販もされていないので、作るしかなかったんですよね。

結果的にバチクソかっこいいギターが誕生しましたし、P-90をシリーズ接続する実験も出来ました。

自分でイチから考えた回路もひとまず機能してそうですし、音も良い。

本当に満足しています。

SELDER関連記事の読み方ガイド

SELDER ST-16については、購入レビュー、悪い評判、改造その1、弦切れトラブルの記事もあります。目的に合わせて読んでみてください。

知りたいこと読む記事
購入前に音や付属品を知りたいSELDER ST-16の購入レビュー・音源比較記事
悪い評判や注意点が気になるSELDER ST-16の悪い評判・向き不向き記事
電装系以外の改造を見たいSELDER ST-16改造その1
ピックアップや配線まで改造したいこの記事です
ロックペグ後の弦切れトラブルを知りたいロックペグで弦が切れる問題と対策

今後の予定:このSELDERをさらに使い込む

このギターの改造は、とりあえず一旦完了しました。

あとは、このギターをメインに使って音楽活動をしていきたいです。

そろそろボカロ曲作りたいな・・・。

最近ウチのミクさんにはずっと留守番してもらってるので、そろそろスネてる可能性ありますね・・・。

それに伴って、もしこのギターに不満な点が出てきたら、それを改善するための改造を画策すれば良いんじゃないかと思います。

あとは、このギターの改造も動画化したいですね。

また、もし気が向いたらこのギターの回路を設計するために勉強した内容を記事にしたり、動画化したりしても面白いかもしれません。

僕なりに勉強したんですけど、僕でも理解できる様なサイトとか本があんまり無くて苦労しました・・・。

やりたいことが多くて楽しいですね。

改造SELDERを使って分かった気になるところ

僕が真心を込めて一生懸命組んだギターですが、いくつか弱点はあります・・・。

ちょっとだけノイズを拾いやすい

P-90タイプのピックアップはハイパワーなシングルコイルなので、普通のシングルコイル以上にノイズを拾いやすい特徴があるらしいです。

今回作ったギターも、無音のときに若干ノイズが載ります。

「P-90はノイズごと愛するのだ」という考え方もありますし、ノイズゲートでカバーできる範囲なので、まずは問題はありません。

ただ、スタジオに持っていくとか、ライブで演奏する際にどうなるかは未知数ですね・・・。

もしノイズが大きくて気になる場合は、シングルコイルを縦に2つ並べてノイズをキャンセルする効果を狙った「スタックタイプ」のP-90に載せ替えても良いかもしれません。

実は今回のピックアップより、こっちの方が断然安いです。

トーンの効きがピーキー

トーンノブを操作したときに、トーンの効き方がものすごくピーキーです。

10〜3くらいまではほぼ変化なく、3〜1で一気にモコモコした音になります。

僕はトーンは基本全開なので、問題ないといえば問題ないんですけどね。

解決策はまだ思いついていません。

トーンポットの抵抗値を下げてみるとか、コンデンサーの容量を小さくしてみるとかでしょうか・・・?

ただ、トーンにはスイッチポットを使っているので、出来ればもう交換したくないんですよね。配線が非常に煩わしいので・・・。

普通に同価格帯のP-90ギター買えば良くね

ぶっちゃけ、このギターに似た音が欲しければ、普通にP-90が2機載ったギター買うのが最短です。

元も子もありませんけども・・・。

上でG-LS-57と比較しましたけど、結構音が似てましたよね・・・?

はんだづけの精度も僕の手作業より良いでしょうから、突然音が出なくなるリスクとかも低いでしょう。

見た目も近く、機能的には「シリーズ」「パラレル」に加え「フェイズアウト」もあり、価格的にも大差ない上でFender系列のブランドという、ほぼ僕の上位互換的なギターもありますね・・・。

あくまでも、僕はP-90のミックスポジションの音が好きなのですが、その音が欲しければ作るより買った方が楽ですよね・・・という話です。

とはいえ、僕のギターは完全オリジナル仕様で世界に一つだけなので、ロマン度で考えると全く負けないんですけどね。ふふん。

愛着も非常に大きいです。再三ですが、本当に満足しています。

今回の改造が、特に回路図が誰かの参考になれば、更に嬉しいですね。

まとめ:P-90×2と配線交換でSELDER ST-16はかなり化ける

今回のSELDER ST-16改造その2では、P-90×2、2V1T、シリーズ/パラレル切り替えに挑戦しました。

ピックアップ交換と電装系交換で、見た目も音もかなり変わりました。
特にP-90×2構成は個性的で、かなり僕の好みに近いギターになったと思います。

ただし、配線やピックガード加工が絡むので、初心者向けとは言い切れません。

安ギターを改造母体として遊びたい方、はんだ作業や回路も含めて楽しめる方には、かなり面白い改造だと思います。

その後:使っていくうちにトラブルが・・・

使っていくうちに、1弦がよく切れるトラブルが発生しました。

その弦切れトラブルの原因と改善策については、次の記事にまとめています。

ここからどうぞ

パチンっ! イテっ チューニング中に1弦が切れました・・・。 ペグの部分からパッツリ 僕のメインギターであるSELDER ST-16はロックペグに換装しています。詳細は以下記事にて・・・。 [sitecard[…]

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