本のレビューで稼げる「ブックレコメンド」が寄稿者を募集中な模様

本を読み、その感想を書くと報酬がもらえる「ブックレコメンド」というサイトがあります。

気になったので調べてみました。

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ブックレコメンドとは?

ブックレコメンド」とは、読書好きの方を対象にした書籍紹介メディアです。

キャッチコピーは「AIに負けない面白い着眼点で次に読む本を紹介」だそうです。

具体的にどんなサイト?

読書ライター募集のページより引用します。

  • 本を1冊選ぶ(A)
  • 本Aの「書名」「著者名」「あらすじ」「自分の感想」を紹介する
  • 次に読む本として本Bを選ぶ
  • 本Bの「書名」「著者名」「あらすじ」「自分の感想」を紹介する
  • 本Aと本Bの繋がり、選定理由おすすめポイント、を書く

ざっくり図解します。

クリックすると拡大します

「本Aを読んだ人に向けて、本Bをオススメする」といったサイトですね。

要するに、通販サイト等でよくある「こちらの商品もオススメ」「この商品を買った人はこんな商品も買っています」の様なものを、AIではなく人間の見解で選ぶ形式のレビューサイトです。

ブックレコメンドのキャッチコピーが「AIに負けない面白い着眼点で次に読む本を紹介」なので、多分そんな感じです。

どんな事ができるサイト?

このサイトで出来ることは大きく分けて3つです。

①次に読む本を選べる(読者)
②本のレビューを書いてお金を稼げる(寄稿者)
③出版した本を宣伝できる(著作者)

順に確認してみます。

①次に読む本を選べる(読者)

純粋に読者としても楽しむことが出来ます。

例えば、もし本Aを読み、その本が面白かったとします。

であれば、本Aに似た内容の本Bがあれば読んでみたいと思いませんか?

通販サイトでは、上記の通り「コチラの商品もオススメ」で紹介してくれますが、それはあくまでもAIが機械的に選んだ本です。

そのため、自分好みの内容かどうかはわからないと思います。

その点において、ブックレコメンドであれば、本Aを読んだ人にオススメの本Bを、実際に両方を読んだ人が選んでくれているので、好みに合う可能性が高いです。

こんな感じかな?

この様に、次に読む本を選ぶために利用するには有効かと思います。

②本のレビューを書いてお金を稼げる(寄稿者)

恐らくこれに魅力を感じた人は多いのではないでしょうか?

上にも書いた様に「本Aを読んだ人には本Bがオススメ!」という内容を寄稿すると、お金がもらえるそうです。

気になる報酬は以下です。サイト内の「書評を書きたい方へより引用します。

  • 通常の寄稿報酬
    • 集計期間中のいいね数を算出し、いいね数上位5件の記事に支払います。集計期間は2カ月毎です。→いいね数ランキングはこちら
    • 報酬の計算は
      • 課題本のレビューを1記事寄稿 いいね数 x 10円
      • 課題本のレビューを2記事寄稿 いいね数 x 30円
      • 課題本のレビューを3記事以上寄稿 いいね数 x 50円
      • 課題本を提案いただいた方 いいね数 x 100円
    • 報酬上限は1位:10,000円まで、2位~5位:3,000円までとします。
      • 1位が同点の場合は、それぞれ5,000円まで
  • 一万円贈呈課題本の報酬
    • 一万円贈呈課題本のレビュー最大2件に、報酬一万円
      • レビューが1~2件の場合は全員に贈呈
      • レビューが3件以上の場合は、2件を選定して贈呈
    • 通常の寄稿報酬に加算して支払い
    • 一万円贈呈課題本は、毎月あるとは限りません
  • 対象
    • 集計期間内に、課題本のレビューを1つ以上投稿いただいた方
    • 課題本のレビューを1つ以上投稿いただくと
      • 課題本でないレビューも報酬対象になります。
      • 集計期間より前に投稿されたレビューも報酬対象となります。→支払い済みの報酬より多い場合に差額分を支払います。
  • その他
    • 「1月1日から2月末」 「3月1日から4月末」 と、2カ月毎に集計します。
    • 「一人で複数回いいねした」や、「botでいいねを押した」などは不正いいねと判断して報酬カウントから除外します。

まず、課題本のレビューを投稿する事で報酬対象者となる模様です。

そして、集計期間中に、書いたレビュー記事のいいね数が上位5件以内に入れば、報酬が支払われるっぽいです。

レビューの投稿だけでは収益にならず、いいね数が上位5件以内に入る必要があります。

つまり、多くても5名ということでしょうか・・・
母数が分かりませんが、結構厳しい印象です。

それ以外にも「一万円贈呈課題本」という制度があり、一万円贈呈課題本のレビューを書くと、最大2件に報酬一万円が贈呈される模様です。

数百文字のレビューを書くと一万円が当たるというのは、結構魅力的ではないでしょうか。

③出版した本を宣伝できる(著作者)

個人ではあまりないケースかもしれませんが、もし自分が本を書いて出版した場合に、ブックレコメンドにて本の宣伝が出来ます。

宣伝方法は、宣伝したい本を課題本として掲載してもらい、それを誰かが読んでレビューを書いてくれるというものです。

そこで書かれたレビューは、課題本として掲載している期間が終了しても残るそうなので、長期間の宣伝効果が期待できます。

その他、この宣伝効果の利点は「レビューを書くために確実に誰かが読んでくれる」というところにあると思います。

僕は音楽を作ってAudiostockYouTubeにアップロードしているのですが、いくら聴いて欲しいと願っても聴いてくれるとは限りません。

本を出版したとしても同様に、誰かに読んでもらえるとは限らないでしょう。

しかし、ブックレコメンドで宣伝すれば、課題本として掲載されるため、ほぼ確実に読んでもらえると思います。

しかもレビューも書いてもらえるのです。

創作者としては、第三者からの評価は純粋に参考になると思います。

その上、追加オプションを使って、一万円贈呈課題本として掲載すれば、さらに多くの人に読んでもらえる可能性は高いと思います。

なので、本を出版した場合の宣伝方法としては、結構有効なのではないでしょうか。

メリットとデメリット

どんなサイトかが分かったところで、メリットとデメリットを考えてみます。

メリット

(読者)次に読む本を決めやすい

上にも書きましたが、本を読んだ人がオススメしてくれるので、参考になりやすいと思います。

(寄稿者)お金が稼げる

何よりコレですね。本を読んだ感想がお金になるのは一番のメリットかと思います。

登録も無料っぽいので、気軽に出来ると思います。

また、もし既に自分で書いた書評があるのであれば、それを引用すればサクッと書けるのではないでしょうか?

(寄稿者)文章力が鍛えられる

本を読んだレビューを「書く」ことって、あまり機会が無いのではないでしょうか。

ここでレビューを書いて文章力を鍛えれば、普段の文章を書く時にも役に立ちますし、自分の書評ブログ等を作るための良い練習にもなると思います。

(寄稿者)書評を読んでもらいやすい

例えば自分で書評ブログを作ったとしても、誰かに読んでもらえるまでブログを育てるのにはそれなりの労力が必要です。

書評を読んでもらいたい場合は、ブックレコメンドに書いた方が誰かに読んでもらいやすいと思います。

このブログを読んでくれている貴方、ありがとうございます。

(著作者)確実に誰かに作品を読んでもらえる

上にも書きましたが、確実に第三者からの感想を頂けるということは、創作活動の参考になると思います。

デメリット

(読者)古い本のレビューが無い場合がある

寄稿者としての注意点に、「書籍が手に入りにくい場合は、レビューの掲載を見送る」旨が書かれています。

つまり、手に入りにくい本のレビューが載ってない可能性が高いということですね。

(寄稿者)レビューが掲載してもらえるとは限らない

上記の通り、レビューの内容によっては書いても掲載してもらえるとは限りません。

好きな様に書評を書きたいのであれば、自分のブログ等を作ってそこに書いた方が良いと思います。

(著作者)ジャンルが限られる可能性がある

書いた本に暴力・性的な描写があったり、本そのものが手に入れにくいものだと、そもそも宣伝させてもらえない可能性があります。

また、現在掲載しているカテゴリーは「文芸」「ビジネス書」「教育・学術」なので、それ以外のジャンルの本だと、宣伝させてもらえるかは分かりません。

まとめ

こんな人にオススメ

  • 次に読む本を、実際に読んだ人の感想を参考に選びたい
  • 書評でお金を稼いでみたい
  • 出版した本の宣伝がしたい
  • 出版した本を読んでもらいたい、そしてレビューが欲しい

興味が出たら、覗いてみてください。

<<ブックレコメンドはコチラ>>

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