【手汗対策】テニスに最適なドライグリップオススメ11選!汗で滑らない最強グリップを徹底比較

僕は趣味でテニスサークルに所属しています。

今年の夏は暑かったせいか、ウェットタイプのグリップが手汗で滑ってしまうことが気になってきました。

もう変温動物になりたい…蛙化現象(?)

というわけで、今年の夏は手汗対策として色んなドライグリップを試してみました。

この記事では、実際に使って感じた「滑りにくさ」「感触」「耐久性」を中心に、手汗に強いグリップテープのオススメをご紹介します。

手汗難民の味方になるグリップを見つけるヒントになれば嬉しいです。

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夏と冬でグリップの悩みが真逆な僕の体質

僕は昔から、冬になると手がカサカサに乾燥してしまうタイプなんです。

だから自然とウェットタイプのグリップを選ぶことが多いんですが、何故か今年の夏からは手汗に悩まされました…。

筋トレとダイエットで代謝が上がったのと、猛暑のせいですかね…。

なにせ手汗をかくと、ウェットグリップは一気に滑り始めるんです。

特に気温が高い日に試合や練習をしていると手汗でグリップが滑り、サーブやストロークを中心に全てのプレーが満足できなくなります。

そんな経験を重ねるうちに、「夏でも滑らないグリップってないのかな?」と気になり始め、いろんなメーカーのドライタイプを試すようになりました。

結果、グリップ沼にどっぷり浸かってしまった訳です。

実際に使ってみたドライグリップレビュー

ここからは、僕が実際に夏の手汗シーズンに試した、手汗に強いグリップを紹介していきます。

どれも数回の練習や試合で使ってみて感じた、リアルな感想です。

性能だけでなく、使用感やコスパも正直に書いていきますね。

ティゴラ ドライグリップ:安くて吸水力高め

まず最初に試したのが、アルペンで買った「ティゴラ」のドライグリップです。

少ししっとり系のドライですが、手汗をしっかり吸ってくれる印象。

吸水性が高く、真夏の屋外練習でも滑らず快適でした。

ウェットからの乗り換えでも違和感はありませんでしたね。

ただし耐久性はそれほど高くなく、数回使うと表面が少し摩耗して滑りやすくなってしまう印象もあります。

とはいえ価格を考えると、ドライグリップ入門としてはかなりコスパが良い一本だと思います。

安くて吸水力も◯。
頻繁に巻き替えて使うならティゴラは有力候補です!

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バボラ VSオリジナル:感覚重視派に刺さる一本

「バボラ VSオリジナル」は、薄くて少ししっとりしたドライタイプ。

薄くてラケットの感覚が伝わりやすい上、ドライ感もそれなりです。

ラケットとの一体感が強く、打球感をダイレクトに感じられる“薄さ”が結構好きでした。

ただし、薄いぶん給水量は大きくないのか、さすがに大汗をかくと少し滑る印象です。

感覚重視のプレイヤーにはオススメの一本ですね。

ドライ感と操作性を両立し、プロでも愛用者が多いVSオリジナル。
USED BY RAFA!ナダルファンにもオススメです。

プリンス エクススピードドライ:雨でも滑らなかった最強ドライ

そして最も気に入ったのが、2025年に発売された「プリンス エクススピードドライ」

とにかく“カッサカサ”なドライ感で、最初はちょっと違和感がありました。

でもこれが本当に滑らないんです。

大汗をかいても滑らず、なんと雨の中でもグリップが安定していました。

その代わり、冬など手が乾燥している時期に使うのは向いていないかもしれません。

手汗をよくかく方、夏に滑りたくない方には間違いなくイチオシの一本ですね。

今回試した中では、夏の手汗対策なら間違いなくトップクラス。コスパ面も良好です。

ウェットでも滑りづらいタイプも試してみた

「そこまで大量には手汗かかないな…」「ウェットのしっとり感が好きだな…」という人にオススメなのが、汗に強いウェットタイプです。

ここでは実際に使ってみて“年中使える”と感じたグリップを紹介します。

トアルソン クイックドライ:汗をかいても安心な万能タイプ

トアルソンのクイックドライは、名前に“ドライ”とありますが、ウェットグリップです。

当然ウェットらしく手にしっとり馴染む感触がありつつ、汗をかいても滑りにくいという絶妙なバランスが魅力です。

このグリップがドライグリップに勝る点として、手汗をかいていないテニス序盤でもグリップするという特徴があります。

一方、真夏でも手汗に対して一定のグリップ感をキープしてくれますが、吸水量の限界を超えると一気に滑りやすくなる印象。

やはりそれはウェットグリップの宿命ですかね…。

ただ、普段の練習や手汗が“ほどほど”の方なら、これ一本でオールシーズンいけると思います。

「ウェット派だけど夏はちょっと滑る」「夏と冬でグリップを変えたくない」と感じている方にピッタリですね。

これから試したい注目グリップたち

実際にいろいろなグリップを試してきましたが、まだまだ気になるモデルがたくさんあります。

ここでは口コミや評判をもとに、「次に試してみたい!」と思っている注目グリップを紹介します。

トーナグリップ:プロ愛用の定番ドライ

まずは外せない王道「トーナグリップ」

多くのプロが愛用する超定番ドライグリップで、吸水性の高さはピカイチだそう。

特に真夏のハードな試合でも滑りにくく、手汗対策として長年信頼されています。

一方で、耐久性は低く、数回の練習で表面が劣化しやすいという声もあります。

しかし性能面ではトップクラスであり、まさに“ドライグリップの基準”といえる存在です。

ポイント:ドライ派なら一度は使うべき名品。夏の定番として持っておくと安心です。

ウィニングショット タフドライ:トーナから乗り換える人続出

トーナグリップにそっくりと言われるのが「ウィニングショット タフドライ」

性能の方向性は似ていますが、こちらは名前の通り耐久性が高く、長時間のプレーでも安定して滑りにくいと評判です。

最近は“トーナ”から”タフドライ”へと乗り換えるプレイヤーも増えており、国産ブランドらしい品質の安定感も魅力。

価格もトーナグリップと同等なので、一度試してみたいですね。

ポイント:汗をしっかり吸いながらも長持ち。夏用ドライの新定番になりそうな予感です。

ヨネックス ドライスーパーストロンググリップ:安定の品質と入手しやすさ

スポーツショップでもよく見かける「ヨネックス ドライスーパーストロンググリップ」

さすが王道のヨネックスというべき安定感で、吸水性と耐久性のバランスが非常に良いと評判です。

何より、どのスポーツショップでも手に入りやすいのが大きな魅力ですね。

急にグリップを巻き替えたいときでも、すぐ入手できる安心感があります。

品質も信頼性も抜群なので、初めてのドライグリップとしてもおすすめです。

キモニー ラストドライグリップ:耐久性とフィット感の両立

「キモニー ラストドライグリップ」は、その名の通り“長持ちするドライグリップ”として人気があります。

ドライグリップは基本的に耐久性が低いので、長持ちなのは魅力的ですね。

カラー展開も豊富で、僕のSX300LITEにも似合いそう。

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ダンロップ U-SWEAT:吸水力抜群の隠れた名品

あまり店頭で見かけませんが、密かに評判が高いのが「ダンロップ U-SWEAT」

カサカサ感の強いドライグリップで汗の吸収力が抜群、真夏の試合でも手汗を気にする必要が無くなるそうです。

しかも価格もお手ごろで、同じダンロップのラケットと合わせればダンロップ愛を表現できます。

ポイント:まさに“知る人ぞ知るダークホース”的存在のドライグリップ。

Logical Tennis Data ドライ:コスパ最強のドライグリップ

頻繁にグリップを巻き替える方には「Logical Tennis Data」のドライグリップも気になるところです。

なんと言っても価格が圧倒的に安く、吸水性能や耐久性はそれなり。

頻繁に巻き替えて、手汗の季節をコスパ良く乗り切りたい週末プレイヤーには、ちょうどいい選択かもしれませんね。

con:tena セミドライ:ウェット派からの移行にもおすすめ

「con:tena」というブランドのセミドライは、ドライとウェットの中間タイプだそうです。

完全ドライよりもしっとりしているものの、ウェットより吸水性が高い。

ウェット派からの移行にも向いています。

トアルソン クイックドライの様に、真夏の高温多湿な環境では流石にドライよりは少し滑るかもしれません。

しかし、一年を通してグリップの感覚を変えたくない人や、そこまで手汗が多くない人には良いかもしれませんね。

con:tenaのウェットグリップは以前レビューしましたが、コスパが良かったです。

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季節別おすすめグリップまとめ

ここまでいろいろなグリップを試してきましたが、最終的に思ったのは「季節によってベストなグリップは変えるのもアリ」ということです。

僕のように冬は乾燥、夏は手汗…という方は、時期ごとに使い分けるのが良いかもですね。

春・秋:しっとり系のドライorセミドライ

気温も湿度もほどよい春や秋は、「ウェットすぎず、ドライすぎないタイプ」がベストですね。

候補としてはトアルソン クイックドライバボラ VSオリジナルティゴラ ドライグリップcon:tena セミドライです。

手汗が少ない序盤も、手汗を書いてきても感触が安定するでしょう。

夏:吸水力重視のドライタイプが最強

真夏はとにかく手汗との戦いですね。

吸水性とグリップ力を重視して、プリンス エクススピードドライトーナグリップウィニングショット タフドライですね。

ダンロップ U-SWEATも狙い目です。

どれも汗をしっかり吸収してくれて、長時間プレーでの滑りにくさ重視です。

特にプリンス エクススピードドライは“雨の中でも滑らなかった”という自分の中での実績もありますね。

冬:乾燥対策でウェットタイプ

僕は、夏は手汗で悩むのに、冬は手が乾燥してカサカサになるので切ないです。

なので冬はウェットタイプでしっとりしたいですね。

ハイパフォーマンス目的ならウィルソン プロオーバーグリップボウブランド プログリップが最高でした。

コスパ目的ならcon:tenaのウェットも良いですね。

まとめ表(簡易版)

これまで試したグリップ比較表

商品名タイプ感想おすすめポイント
ティゴラ ドライグリップドライ(しっとり系)吸水性が高く、真夏でも滑りにくい。ウェットからの移行も自然。コスパ抜群。頻繁に巻き替える派に最適。
バボラ VSオリジナルドライ(薄め)ラケットの感覚をダイレクトに伝える薄型設計。感触重視。感覚派プレイヤー向け。プロ愛用者も多い名品。
プリンス エクススピードドライドライ(超カサカサ)汗でも雨でも滑らない圧倒的グリップ力。夏の手汗対策ナンバーワン。値段も手頃。
トアルソン クイックドライウェット(吸水型)しっとり感と滑りにくさのバランスが良い。年中使える万能タイプ。ウェット派にオススメ。

これから試しいグリップ比較表

商品名タイプ特徴おすすめポイント
トーナグリップドライプロ定番の高吸水グリップ。汗でも滑らない。ドライ派の基準。夏の定番アイテム。
ウィニングショット タフドライドライ(高耐久)トーナに似た感触で、耐久性が高く滑りにくい。コスパ・性能・耐久性が高次元。
ヨネックス ドライスーパーストロンググリップドライ吸水性・耐久性ともに安定。入手性も高い。初心者にもおすすめ。どこでも買える安心感。
キモニー ラストドライグリップドライ(高耐久)耐久性が高く、吸水性も十分。カラーバリエーション豊富。デザイン重視派にも。SX300LITEにマッチ。
ダンロップ U-SWEATドライ(吸水特化)汗を強力に吸収。カサカサ感が強め。価格も安く、隠れた実力派。
Logical Tennis Data ドライドライ(コスパ重視)とにかく安い。吸水・耐久は標準的。練習用や頻繁な巻き替えに最適。
con:tena セミドライセミドライウェットとドライのいいとこどり一年中使えてコスパは最強クラスか。

その時の季節や体質によって、合うグリップは変わるものだなぁと思いました。

僕が大切にしているのは“滑りにくさ”なので、夏はドライ、冬はウェットを基準に色々試してみます。

まとめ

今回改めていろいろなグリップを使ってみて感じたのは、僕にとって「年中使える万能な一本は存在しない」かもということでした。

僕自身、冬はウェット派、夏は完全にドライ派になりそうです。
手汗を冬に温存したい。

同じラケットでも、グリップを変えるだけで打感や安定感が全く違ってくるんですよね。

しかし何より、新しいグリップを試すのは楽しいですし、感触が良ければテンション上がりますし。

これからも色んなグリップを試しながら、自分にとっての“ベストバランス”を探していくつもりです。

もしこの記事が、あなたのグリップ選びの参考になれば嬉しいですね。

改めて、今回試した中で最も手汗に強いと感じたのは「プリンス エクススピードドライ」でした。

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