【Spectra479】ブルーライトカットメガネで睡眠の質を向上【レビュー】

こんな人にオススメ
・夜に電子機器を使う人
・睡眠に対する悩みがある人
・電子機器で目が疲れやすい人

僕はよく夜にスマートフォンやパソコンを触ることが多いです。

そのせいか夜に眠れなくなったり、逆に昼に眠たくなることが多々あります。

それは、夜に見ている電子機器の画面が発するブルーライトによって、常に脳が覚醒してしまっているため、脳が睡眠中に休まっていないのでは?と考えました。

そこで、ブルーライトカットのメガネを試してみたところ、非常によく眠れるようになりました。

今回は、購入したブルーライトカットメガネ「Spectra479」をレビューします。

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ブルーライトについて

そもそもブルーライトって一体何者なのでしょうか?

簡単に振り返ってみます。

間違ってたらごめんなさい。

色は光の波長による

ちょっとだけ物理の話になります。

そもそも「光」というものは、波の性質を持っております。

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その波が物体に反射することによって、人間は物体を見ることが出来ます。

そして、人間が見える色というものは、光の波長と関係しています。

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物体が反射した光の波長によって、その物体の色が決まるということです。

その波長が短いほど青っぽくなり、波長が長いほど赤っぽくなります。

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また、広い範囲の波長を反射する物体は白くなり、ほとんど光を反射しない物体は黒くなります。

つまり、青っぽい光も赤っぽい光も持っているのが白で、青っぽい光も赤っぽい光も持っていないのが黒です。

色によって光のエネルギーの強さが変わる

光のエネルギーの強さは、以下の公式で求められます。

E=hc/λ

E:エネルギー[J]
h:プランク定数 6.62607 ×10-34 [ Js ]
c:真空中の光速 2.99792458×108 [ m/s ]
λ:真空中の電磁波の波長 [m]

参考:https://optica.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-0dfa.html

光のエネルギーと波長の関係は反比例にありますね。

つまり、光というものは「波長が大きいほどエネルギーが小さく」「波長が小さいほどエネルギーが大きく」なります。

要するに、波長の大きい光(=赤っぽい光)はエネルギーが小さく、波長の小さい光(=青っぽい光)はエネルギーが大きいという訳です。

ブルーライトとは

まず、人間が見える光の波長の範囲は400~800nmだそうです。

次に、ブルーライトの波長は380~500nmだそうです。

つまりブルーライトは、人間が見える範囲の光の中では、最も波長が小さい光ということです。

前述の通り、波長が小さいということは、持っているエネルギーが大きいです。

ということは、ブルーライトは人間が見える光の中で最もエネルギーが強い光というわけですね。

そして、このブルーライトはパソコンやスマートフォンの画面やLEDライトに多く含まれています※。

※参考:https://www.itolens.jp/lcd/bluelight

ブルーライトの影響

ブルーライトは、人々に様々な影響をもたらします。

主には、網膜へのダメージ、目の疲れ、痛み、睡眠障害、肥満、癌、精神状態に影響を及ぼします※。

※参考:http://blue-light.biz/about_bluelight

その中でも特に最近話題になっているのが、睡眠障害です。

人間は本来、太陽が登り明るくなる日中に活動し、太陽が沈み暗くなる夜に睡眠を取ります。

しかし、夜にパソコンやスマートフォンを使用すると、その画面から発するブルーライトの強いエネルギーにより、脳が「朝やん」と錯覚してしまい、覚醒してしまいます。

そのため、本来は睡眠によって休息するはずの脳が、休息できない覚醒状態のまま睡眠に入ろうとするので、眠りづらく満足に休まらないのです。

その結果、夜は脳が覚醒しているので眠れない・・・そして夜に脳が休められていないので昼は眠い・・・という状態になる訳ですね。

つまり、良い睡眠を取るためには、夜は出来るだけブルーライトを見ない様に心がける必要があります。

最強格のブルーライトカットメガネ

とはいえ現代社会において、夜に電子機器の画面を見ない生活というのは難しいですよね。

であれば、せめてブルーライトが目に入らないようにすれば良いのです。

というわけで、ブルーライトをカットするメガネが存在するわけですね。

そして、そんなブルーライトカットメガネの中でも最強格なのが「Spectra479」です。

Spectra479の強み

このSpectra479と、他のブルーライトカットメガネは何が違うのでしょうか?

一番の違いは「カットするブルーライトの波長の範囲」です。

ブルーライトカットメガネは色々とあります。

中にはカット率が99%と書かれている物もあります。

しかし、そういったメガネは、カットするブルーライトの波長の範囲が書かれていない事が多いです。

または、カットするブルーライトの波長の範囲が書かれていても、そもそも狭い範囲のブルーライトしかカット出来ていない場合もあります。

上にも書きましたが、ブルーライトの波長は380~500nmです。

目への影響を考えるなら、その範囲全てをカットできた方が良いですよね?

このSpectra479は、以下の範囲のブルーライトをカットするそうです。

・ブルーライト(380 – 490nm):100%カット

・ブルーライト(380 – 500nm):99.9%カット

・ブルーライト危険ゾーン(450nm – 510nm):99.8%カット

Amazon商品ページより

ブルーライトの波長である380~500nmの範囲は全てカットできていますね。

しかも、最低でも99.8%以上はカットできている模様です。強い。

どんな見え方になるの?

見ての通りですが、レンズがオレンジっぽい黄色です。

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見え方はこんな感じです。

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世界から白が消えます。

その代わりにオレンジになります。

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この家島の風景写真がこんな感じに↓

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オレンジですね。

次はCOIMA IESHIMA PROJECTロゴ(青)で見てみます。

この青はRGBでいうと、たしか「0、0、255」です。

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キーボードの映り込みが気になりますが、気にしないでください・・・。

それが、こうなります↓

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濃い青は黒っぽくなります。

ブルーライトカットということは、青い光を通さないので、黒っぽくなるのかと思います。

RGBでいうと「0、0、255」が「0、0、50」くらいになるイメージですね。

掛け心地は?

本体重量は0.9オンス(約25.5g)となっており、非常に軽いです。

Spectra479を掛けていて、重さが気になったことはありません。

普通のメガネと比べてレンズのサイズは大きめで、ゴーグルに近いですね。

なので、視界の殆どの範囲をカバーできます。

また、見え方は上述の通りオレンジっぽくなります。

ただ、オレンジ系のサングラスと比べると、明るさを軽減する効果はあまりありません。

あくまでも「画面を見る専用のメガネ」だと考えておいた方が良いと思います。

そして、このメガネを掛けて画面を見ると、光が柔らかくなったような感じがします。

それに目の疲れ方も全然違いますね。

どうしてもパソコンやスマートフォンによる疲れ目がひどい時は、夜だけでなく昼にもこのメガネを掛けても良いと思います。

睡眠に対する効果は?

爆&睡

毎晩Spectra479を掛けるようになってからは、眠れなかった日が一度もありません。(今のところ)

僕は寝る2時間位前から掛ける様にしています。

掛けていない日と比べると、すぐに眠れるようになりますし、起きた瞬間のスッキリ感も全く違います。

もう必需品になってしまいました。

デメリットは?

デメリットは殆どないのですが、強いて言うなら「写真や動画の編集には向いていない」ことです。

上に載せた画像の通り、色が全て変わってしまうので、色味の微調整が必要な作業には不向きです。

夜に写真や動画を編集する場合は、このメガネは使わないほうが良い作品が出来ると思います。

DTMの場合(例えばLogic pro)は、ベロシティの強さが色によって判別しやすくなっています。

ですがこの眼鏡を掛けていると、細かいベロシティが分かりにくくなると思います。

この様な、細かい色味を必要とする作業には向いていないです。

ブログを書いたり、電子書籍を読んだりとかは問題ありません。

まとめ

こんな人にオススメ
・夜にパソコンやスマートフォンを使う人
・睡眠に対する悩みがある人
・電子機器で目が疲れやすい人

僕は今日もこれを掛けて夜を過ごし、快適に寝ます・・・。

また、すでにメガネを掛けている人は、メガネの上に装着するタイプもあります。

参考文献

・ブルーライトとは | ブルーライト研究会
http://blue-light.biz/about_bluelight

・光のエネルギーの計算|計算式の導出と波長と振動数との関係と変換: 光と色と
https://optica.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-0dfa.html

・ブルーライトとは(LCD)(株式会社イトーレンズ)
https://www.itolens.jp/lcd/bluelight

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