せっかくのカメラやし、スマホじゃ出ない“あのボケ”が欲しい・・・!
僕はSONY α6000を所持しており、気ままに写真を撮ったり撮らなかったりしてます。
レンズはキットレンズのSELP1650で、汎用性は高いんですが、せっかくなのでもっとボケ感のある写真が撮りたい!
そこで、激安単焦点レンズ「銘匠光学 TTArtisan 35mm f/1.4 C」を買ってみました。
TTArtisanは銘匠光学(中国のレンズメーカー)のブランドです。
この記事では、カメラ初心者の僕がα6000 × TTArtisan 35mm f/1.4 Cで遊んでみて分かったことを、正直にまとめます。
「安く単焦点を試したい」「α6000でボケるレンズが欲しい」「MF(マニュアルフォーカス)が不安」・・・そんな方の参考になれば嬉しいです。
コスパよくボケ感が欲しい人にはおすすめです!
- 1 銘匠光学 TTArtisan 35mm f/1.4 Cを買った理由
- 2 銘匠光学 TTArtisan 35mm f/1.4 Cの特徴
- 3 銘匠光学 TTArtisan 35mm f/1.4 Cを開封!外観・作りは?
- 4 カメラ初心者がα6000でMFレンズを使うための設定
- 5 実際に撮ってみた感想(写り・ボケ・雰囲気)
- 6 作例&純正キットレンズ(SELP1650)との比較
- 7 銘匠光学 TTArtisan 35mm f/1.4 Cの良かったところ&気になったところ
- 8 銘匠光学 TTArtisan 35mm f/1.4 Cはどんな人におすすめ?
- 9 まとめ:銘匠光学 TTArtisan 35mm f/1.4 Cはボケ感のコスパ最高
銘匠光学 TTArtisan 35mm f/1.4 Cを買った理由

結論から言うと、僕がこのレンズを買った理由はシンプルに「ボケが欲しい」「単焦点を安く試したい」「α6000で普段使いしやすい焦点距離が良かった」の3つです。
ボケを出したい
まずはこれ。
とにかくボケが欲しかったんですよね。
気軽に持ち歩けてボケさせたいから、カメラに詳しい友人に聞いてα6000を買いました。
ボケ感を強めるにはF値が低い方が良いらしく、銘匠光学 TTArtisan 35mm f/1.4 Cは開放がF1.4です。
現在使用しているSELP1650はF3.5-5.6なので、数字だけでもうボケ感強そうです。
単焦点の“写りの違い”をコスパよく体験したい。
次に、単焦点の写りの違いを体験したいという気持ちがありました。
ただ、純正レンズはもちろん、サードパーティのタムロン、シグマあたりのレンズは、性能が良い分やっぱり高いんですよね。
使いこなせるか分からない初めての単焦点レンズに、3〜5万円はちょっと手が出ません・・・。
その点、このTTArtisanは価格が1万円ちょっとです。
合わなければメルカリとかで売ればいいので、試すハードルが一気に下がった感じです。
APS-Cだと焦点距離35mmは汎用性が高いらしい
そして最後が焦点距離です。
僕はカメラに詳しい別の友人に相談して、APS-Cなら35mmが使いやすいと教えてもらいました。
α6000はAPS-Cなので、35mmはだいたい50mmちょい相当の画角になるそうです。
それくらいの画角は人間の目に近く、いわゆる「標準寄り」で、汎用性が高いらしいんですね。
街角スナップ、物撮り、ポートレートなど・・・。
これらに対応できる焦点距離は、僕みたいな初心者にとってめちゃくちゃありがたいです。
銘匠光学 TTArtisan 35mm f/1.4 Cの特徴

ここからは、銘匠光学 TTArtisan 35mm f/1.4 Cの特徴をざっくり整理しておきます。
スペック表はなんとなく把握していれば何とかなります。多分。
色はシルバーとブラックの2種類があります。
焦点距離:35mm(APS-C)
α6000はAPS-Cなので、焦点距離35mmはフルサイズ換算約52.5mmの画角になります。
人間の目に近い画角が、フルサイズ換算で約50mmだそうです。
これがちょうど良くて、街を歩いて撮るスナップ、料理写真、人物ポートレートもこなせそうです。
単焦点レンズはズームが出来ないので、初心者が最初に1本持つのに向いてる焦点距離だなと感じました。
開放絞り:F1.4 → ボケ感が強い
このレンズはF1.4という、かなりの明るさです。
背景を大きくボケさせられますし、暗い室内でもシャッタースピードを早くできるので、手ブレ補正機能が本体に搭載されていないα6000にはありがたいポイントなんですよね。
最短撮影距離:約0.28m (寄れる)
地味に嬉しかったのが、わりと寄れることです。
テーブルの上の小物や料理など、そういう「家の中の被写体」を撮りやすいんですね。
質感は普通に高級感あり
TTArtisanは安いのに、金属の質感がしっかりしている印象です。
あまりに価格が安いので、正直期待していませんでしたが・・・
普通に高級感のあるレンズで、純正だと言われても納得します。
対応マウント:多数
- ソニーE | 35mm f/1.4C E (S)
- 富士フイルムX | 35mm f/1.4C X (S)
- マイクロフォーサーズ | 35mm f/1.4C M43 (S)
- キヤノンEF-M | 35mm f/1.4C EM (S)
- ニコンZ | 35mm f/1.4C Z (S)
- キヤノンRF | 35mm f/1.4C RF (S)
- L[ライカ・パナソニック・シグマ]| 35mm f/1.4C L (S)
α6000はEマウントですが、それ以外のマウントにも多数対応しています。
これほど多ければ、一般的なカメラなら大抵使えるのではないでしょうか
まとめると、このレンズは「とにかくボケを楽しみたい」「単焦点を低予算で試したい」僕みたいな初心者に刺さりやすい仕様だと思います。
そして価格も1万円ちょっとなので、やっぱり魅力的です。
銘匠光学 TTArtisan 35mm f/1.4 Cを開封!外観・作りは?

さて、そんな銘匠光学 TTArtisan 35mm f/1.4 が届いたので、開封していきます。
箱を開けた瞬間に“あれ?普通に高級感あるぞ?”ってなりました。
ほぼ最安値みたいなレンズなので、過度な期待はしていませんでしたが、これは驚きました。
同梱物(レンズ本体、キャップ、説明書、保証書)

- レンズ本体
- フロントキャップ(ネジ式)
- リアキャップ
- 説明書
- 保証書
付属品は必要十分ですね。
質感が良い!高級感あります

触った瞬間に分かるのが、金属ボディのしっかり感です。
「約180gくらい」と言われると軽そうなのに、手に持つと重みがあります。
ネジ式レンズキャップ:安心ですが、サッと撮るには不向き
フロントキャップがネジ式なのも特徴です。
勝手に外れる心配はほぼ無いので、持ち歩きでは安心感あります。
ただ、レンズキャップをパッと外せないので、カメラをサッと取り出してサッと撮る…みたいな運用はちょっと苦手です。
ましてやMFなので、俊敏性は下がりますね。
逆に言うと「じっくり撮ろう」という気持ちになれます。
ピントリングと絞りリングの操作感が気持ちいい
ピントリングは滑らかで、回していて気持ちいいです。
MF初心者でも「合わせにいける」感覚がありました。
絞りリングはカチカチっとしたクリック感があって良いです。
カメラを“操作してる感”が出ます。
α6000に付けたら色がマッチして違和感がない
僕のα6000はシルバーで、付けたときの見た目が馴染みます。

元々そういうカメラのように、まるで純正のようにも見えませんか?

カメラ初心者がα6000でMFレンズを使うための設定
MFレンズは、最初は「ピントどうやって合わせるの…?」って不安になりますよね。
でもα6000は、MFを助けてくれる機能(ピーキング・拡大など)がちゃんとありますから、僕の様な初心者でも設定すれば問題ありません。
実力は機能でカバーする。
MENUボタンにて設定変更:MFのアシストマシマシ
僕が実際に入れた設定はこんな感じです。
この設定で、初心者でもMF単焦点で撮りやすいと思います。
- MFアシスト:入
- ピント拡大時間:無制限
- ピーキングレベル:高
- ピーキング色:レッド
- ズーム設定:入(全画素超解像ズーム)
- レンズなしレリーズ:許可
※これを設定しないと撮れないらしい



ピーキングレベルを高にすると、ピントが合っているところにすぐ色が付くので、初心者でも「いまピントが合ってる!」というのが分かりやすいです。
僕はとりあえず色を赤にしました。
目立つからです。
ピーキングレベル“高”は分かりやすい反面、ちょっと派手に出るので、慣れたら中でも良いかもです。
カスタムキー設定(C1:ピント拡大/C2:ズーム)
MF単焦点レンズの弱点は「MFはピント合わせが難しい」「単焦点はズームが出来ない」ですね。
なので、カスタムボタンに割り当てて、その弱点をカバーしました。
- カスタムボタン1(C1):ピント拡大
- カスタムボタン2(C2):ズーム

C1のピント拡大があると、ピントを合わせたい部分に画面を拡大しながらピント合わせができます。
これならMFは初心者の僕でも合わせやすい!
そしてC2のズーム。
α6000の機能「全画素超解像ズーム」で、ズームレンズじゃなくても約2倍まで寄れるので、単焦点の弱点をちょっとカバーできます。
おすすめ撮影モード(僕の暫定運用)
TTArtisanみたいなMFレンズは、絞り値の情報がボディ側に送られません。
そのせいか、絞り優先モード(A)だとシャッタースピードが1/60〜80くらいまで遅くなってしまいました。
それくらい遅いと手ブレで撮りづらく感じたので、とりあえずシャッタースピード優先モード(S)で使っています。
- シャッタースピード:1/125〜1/160くらい
- ISO:AUTO
α6000はボディ内手ブレ補正が無いので、シャッタースピードを落としすぎると手ブレしやすいんです。
手ブレを気にして気軽に撮りづらいのはつかれるので、まずはブレないシャッタースピードの下限を知るのが安心でした。
慣れてきたら「Aモードで露出を作る」とか「Mで固定する」とか、いろいろ遊べると思います。
今はまず、この設定で”楽しむこと”を優先しています。
実際に撮ってみた感想(写り・ボケ・雰囲気)
ここからがいちばん大事なところですね。結局、スペックが良くても「撮って楽しいか」「写りが好きか」が全てだと思ってます。

「ピッツァ」ってどうやってタイピングするんですか?
僕は銘匠光学 TTArtisan 35mm f/1.4 Cを付けて最初に撮った時、「これが単焦点の世界か!ボケ感すげぇ」ってなりました。
ズームできない不便さより、ボケ感の感動が勝ちました。
ボケ感(F1.4)
かなりボケます。
こういうボケが欲しくてカメラ買ってみたんよなぁ・・・と嬉しくなりました。
ただ、F1.4はボケが強すぎて、場合によっては「ボケすぎるかも?」とも感じました。

ちょっとフワフワしすぎている時もあります。
まぁそれが良いんですよ。
ピントのシビアさ(MFの難しさと楽しさ)
F1.4の代償として、ピントはかなりシビアです。
少しピントがズレていると、それだけで良くも悪くもボヤけます。

でも僕は、これが好きです。
MFは手間がかかる分、ちゃんと構図と主役を考えて撮るようになるんですよね。
車もオートマよりマニュアルの方が好きですし。
とはいえ、動いてる被写体は難しすぎます。
止まってるものは撮れますが、動くものはガチ無理ゲー。


動くと撮れない・・・


スポーツや子ども、犬、ドッグ、ワンちゃんなどの動く被写体を撮りたいなら、AFレンズの方が絶対に良いです。
MFでも被写体をバシッと捉えられるプロカメラマンってすごいですね・・・。
作例&純正キットレンズ(SELP1650)との比較
とりあえず家にあるものを、純正キットレンズ(SELP1650)と撮り比べてみます。
設定はざっくりこんな感じで。
- 絞り:F3.5(SELP1650)、F1.4(TTArtisan)
- 焦点距離:35mm
- シャッタースピード:1/160
- ISO:AUTO
絞りが同じだと面白くないので、解放で。
だって低いF値による”ボケ感”が欲しくて買ったんですもん。
同じ絞りで撮るなら、わざわざ社外MFレンズ買わんでも、AFで使いやすい純正キットレンズで良いんじゃね(暴論)






適当に撮ったので、構図は若干違いますが気にしないで下さい
ボケ感が全く違いますね。
SELP1650はF3.5までなのでボケ感があまりありませんが、TTArtisanはF1.4まで下げられるのでボケ感が強いです。
寄って撮るだけで一気にそれっぽくなりますね。
これはすごい。単焦点楽しい。
銘匠光学 TTArtisan 35mm f/1.4 Cの良かったところ&気になったところ
ここまでの内容を踏まえて、一旦感想をまとめます。
良かったところ
- ボケ感が強い:F1.4のボケ感が気持ちいい。これが欲しかった。
- 柔らかい雰囲気:ふわっと優しい感じ。
- 価格が安い(約12,000円前後):単焦点・F1.4のボケ感をこの値段で試せるのは破格。
- MFが意外と楽しい:手間が増えるのが撮ってる感を生み、1枚1枚の体験が濃くなる。
- 金属ボディの質感:安いのに安っぽくない。操作に違和感がない。
「安いのに楽しい」って最高ですよね。
気になったところ
- MFはやっぱり難しい:動く被写体は難易度が跳ね上がる。
- ズームできない:単焦点なので。全画素超解像ズームである程度カバーは可能。
- F1.4だと四隅が少し暗く感じる:気になる人は気になるかも。僕は気になりません。
- ネジ式レンズキャップ+MFで俊敏性が落ちる:サッと構えてパッと撮る、が出来ない。
- α6000は本体に手ブレ補正が無い:シャッタースピードは落としすぎない。
- Exif情報が自動で残せない:電子接点が無いMFレンズなので、レンズ名や絞りなど”レンズの情報”を自動で写真に残すことが出来ない
まとめると、TTArtisan 35mm f/1.4 Cは「便利さ」より「安さ」「楽しさ」「ボケ感」のレンズだと思います。
僕みたいに、適当にのんびり撮りたい人には向いてます。
銘匠光学 TTArtisan 35mm f/1.4 Cはどんな人におすすめ?
銘匠光学 TTArtisan 35mm f/1.4 Cはコスパよくボケ感を楽しめるので、刺さる人にはめちゃくちゃ刺さるレンズです。
逆に、「便利さが欲しい」人には向きにくいですね。
まぁMFなのでそういうものです。
車もマニュアル車を街乗りする人は、おおよそ「便利さ」より「楽しさ」重視でしょう。
おすすめな人
- 単焦点に初挑戦したい:「単焦点レンズって何なの?」を低予算で体験できる。
- α6000で“撮ってる感”を味わいたい:MF+リング操作で、写真体験が濃くなる。
- MFを練習したい:ピーキング&拡大を使えば、初心者でも撮れる。
- コスパよくボケが欲しい:F1.4のボケを1万円ちょっとで味わえるのは嬉しい。
- 物撮りが多い:動かない被写体なら撮りやすい。
インスタやブログ用の写真として使うなら良いですね。
おすすめしない人
- 被写体が動く前提でAFが欲しい:子ども・ペット・スポーツなど、確実性が必要な撮影は難しい。
- 外出先で気軽にサクッと撮りたい:ネジ式キャップ+MFなので、撮りたい時にサッと撮れない。
- 写真に情報が欲しい:電子接点が無いMFレンズなので、絞りなどのExif情報が自動で残せない。
こんな感じで、銘匠光学 TTArtisan 35mm f/1.4 Cは「コスパよくボケ感のある物撮りがしたい人」に向いてると思います。
逆に、「瞬間を逃したくない」「気軽にサクッと撮りたい」「Exif情報が欲しい」なら、AFレンズにした方が良いはずです。
まとめ:銘匠光学 TTArtisan 35mm f/1.4 Cはボケ感のコスパ最高
- この価格でこのボケ感は最高!
- 見た目も高級感がある
- MFは設定次第で初心者でも撮りやすい
(被写体が動くと難しい) - ねじ式キャップなので足を止めてじっくり撮るならおすすめ
サッと取り出してパッと撮るのはちょっと向いてない
銘匠光学 TTArtisan 35mm f/1.4 Cは、コスパよく「強いボケ」を体験できる単焦点として、僕はかなり満足しています。
MFは最初こそ不安でしたが、ピーキングと拡大を使えば、初心者でもちゃんと撮れます。
むしろ、その手間があるからこそ作品を作ってる感覚が出て楽しかったです。
サクッと撮るならスマホでええやん!
という時代だからこそ、あえて手間を楽しむのも良いもんです。
近年は「とりあえず記録」ならスマホで十分ですよね。
でもカメラにしか出せないボケ感を作るのは、やっぱり特有の楽しさがあります。
もし「単焦点を試したい」「α6000でボケを楽しみたい」「MFに挑戦してみたい」と思っているなら、このレンズは最初の一本として面白い選択肢だと思います。
僕はこのレンズを買って、撮るのが楽しくなりました。
外出するときには、気軽に持ち歩こうかと思います。


コメントを書く