【レビュー】TIGORAテニスシューズはコスパ最強?オムニ・クレー用を実際に使ってみた感想

テニスを続けていると、意外と見落としがちなのが「シューズの買い替えタイミング」ですね。

僕は週末にたまにプレーする程度の頻度で、4年近く同じテニスシューズを履き続けていました。
テニスシューズの寿命はとっくに過ぎています・・・。

ついに底が破れ始め、さらには試合後に足にタコや内出血が出来るようになってしまいました・・・。

これはもう限界だと感じ、急遽買い替え!

そのときに候補として浮かび上がったのが、「TIGORA(ティゴラ)」のオムニクレー用テニスシューズでした。

手ごろな価格ながらも機能性が高く、まさにコスパモデルですね。

今回は、そんなTIGORAのオムニクレー用テニスシューズを実際に使ってみての感想を、できるだけ具体的にレビューしていきたいと思います。

特に「コスパよくテニスしたい!」と感じている方には、きっと参考になるはずです。

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TIGORAのテニスシューズってどんなの?

改めて今回購入したのは、TIGORA(ティゴラ)のオムニクレーコート対応テニスシューズです。

まずはこのシューズのブランド背景基本スペック外観などを紹介していきます。

TIGORAとは?

TIGORAは、日本の大手スポーツ用品チェーン「アルペン」が展開するプライベートブランドです。

スポーツウェアやアクセサリーを中心に展開していますね。

特に「低価格ながら必要十分」な特徴があり、コストパフォーマンスの高さが特徴です。

競技レベルに応じて、主に入門用から中級者向けまで幅広い製品が揃っており、今回のように「買い替えだけど予算を抑えたい」というユーザーにはピッタリのブランドです。

今回購入したのは「2025年モデル」ですね。

外観・デザイン

見た目はシンプルながらもスポーティで、無駄な装飾がなく、比較的どんなウェアにも合わせやすいデザインです。

カラーは「ホワイト×ターコイズブルー」を選びました。

他には「ホワイト×ブラック」があります。

爽やかな色合いで、年齢や性別問わず使いやすい印象を受けましたね。

靴の内側は白です。

正面から見ると結構白い印象ですね。

靴裏のパターンはこんな感じ。

シューズのスペックと特徴は?

購入したモデルは、オムニ・クレーコート専用設計のもので、以下のようなスペックを備えています:

  • アッパー素材:合成樹脂合成繊維人工皮革
     → 耐久性と通気性のバランスが良い
  • アウトソール:ラバー
     →オムニやクレーコートでのグリップを重視した設計
  • 足型:日本人向けの3E相当ワイド設計
     →足幅が広めの方でも快適に履けるフィット感

一般的なオムニ・クレー用のテニスシューズに必要な性能は網羅されているかと思います。

重量は片足340g(サイズ:27.5cm)でした。

数値的には軽量ではないものの、実際に履いても特に重みを感じることはありませんでした。

購入場所と価格は?

今回はアルペン実店舗で購入しました。

試し履きができたのが決め手の一つで、ネットよりも安心感があったからです。

そもそも今までの靴は通販で買ったので、足に合ってない若干小さいものをずっと使ってたんです。

価格は税込で約5,000円

テニスシューズとしてはトップクラスにリーズナブルで、「この値段でどれだけの性能があるのか?」という期待と不安はありました。杞憂でしたが。

TIGORAのテニスシューズ使用感レビュー!快適で好調!

実際にTIGORAのオムニ・クレー用テニスシューズを履いて、オムニコートでプレーしてみた印象をまとめます。

ここでは、フィット感クッション性グリップ力通気性・軽さの4つの観点から詳しくレビューしてみます。

フィット感:幅広の足にもやさしい

まず感じたのは、「幅広設計」がしっかり機能しているということです。

僕は足幅が少し広めなのですが、このシューズは3E相当のワイド設計になっており、圧迫感がほとんどありませんでした。

履いた瞬間から「これなら長時間プレーしても大丈夫そうだな」と感じさせてくれるゆとりがあります。

ただ、足首周辺のクッション感は若干足りない気がしたので、靴紐の通し方でフィット感を調整しました。

クッション性:そこそこな柔らかさ

着地時のクッション性はまずまず

柔らかすぎず、硬すぎずですね。

前後左右のステップを繰り返す場面でも、特に足への負担は感じませんでした。

タコや内出血している部分の痛みも抑えられていると実感しています。

グリップ力:オムニコートにしっかり対応

オムニコートは場所によって滑りやすく、しっかり止まれるグリップ力が必要です。

このTIGORAのシューズは適度なグリップ感があり、砂の多いオムニでも滑りにくい印象でした。

しかし滑りながら打つことも出来る絶妙なグリップ感で、特に不満はありませんでした。

ドロップされた際のダッシュも問題なく行えたので、「滑って怖い」と感じることもありませんでしたね。

通気性・軽さ:夏場でも蒸れにくく快適

合成皮革とメッシュ素材の組み合わせにより、通気性は良好です。

夏の午後に試合をしたときでも、足が蒸れて不快になることはほとんどありませんでしたね。

また、340gですが重心が低いのか重さはあまり感じず、素早いフットワークにも対応出来た上、3時間程度なら履いていても重さを感じる事はありませんでした。

他ブランド(ダンロップ アクティベクター)との比較

TIGORAのオムニクレー用テニスシューズを使ってみて、やはり気になるのは他の有名ブランドとの違いです。

ここでは、僕が今まで使っていたダンロップのシューズ(アクティベクター)と比較して、TIGORAの特徴や感じた違いをご紹介します。

クッション性

アクティベクターの方がクッション性に優れ、着地時の安定感は強く感じられました。

長時間のプレーでも膝や足首への負担が少なく、「守られている感」はありましたね。

一方、TIGORAはアクティベクターほどの柔らかさは無いものの、反発力は大きく違わない印象です。

とはいえ膝や足裏へのダメージをしっかり和らげてくれているので、クッション性は必要十分

日常的な練習や草トーナメントでは問題ないと感じました。

グリップ力

TIGORAもアクティベクターもグリップ力は十分あり、オムニコートで滑る心配は少ないです。

瞬間的な踏み出し踏ん張り切り返しの鋭さ違いや問題は感じませんでした。

TIGORAのシューズは、よほどスピード重視のプレーでなければ問題ないのではないでしょうか。

フィット感・快適性

そもそもアクティベクター(27cm)が若干足に合ってないために買い替えた背景があります。

なのでTIGORAはゆとりを持って27.5cmにしましたが、27cmを試し履きしても窮屈さは感じませんでした。

足の形にもよるでしょうけど、TIGORAは比較的ワイド設計で非常に快適で、履いた瞬間から馴染む感覚があります。

また、メッシュの面積が大きいからか、通気性はTIGORAの方が勝っている印象です。

しかし、先程も書いた通りTIGORAは足首周辺のクッション感は少なめで、アクティベクターに全く届きません

スポンジの厚みが一目瞭然ですよね。

左:TIGORA 右:ダンロップ アクティベクター

しかしTIGORAはスポンジが薄くても、靴紐の通し方でフィット感を調整すれば、プレー中に問題を感じることはありませんでした。

そしてTIGORAは重量も重くなく、価格が約5,000円です。

総合的に、コストパフォーマンスの面でTIGORAは優れていると思いました。

TIGORAのテニスシューズはこんな人にオススメ!高コスパ!

TIGORAのオムニ・クレー用テニスシューズを実際に使ってみて、「これは特に○○な人に合うな」と感じたポイントがいくつかあります。

ここでは、どんなプレーヤーにこのシューズが向いているのかを整理してみます。

1. 初心者〜中級者のプレーヤー

このシューズは、基礎的な性能がしっかり備わっており、クセのない履き心地です。

そのため、テニスを始めたばかりの入門者や、スクール・草トーナメントでプレーしている初中級者にピッタリです。

特に、「まだプレースタイルが固まっていない」「まずは無難にプレーできる靴が欲しい」という方には最適な選択肢です。

2. 足幅が広めの人

日本人に多い「幅広の足」にフィットしやすいのがこのシューズの特徴です。

市販のシューズでは圧迫感を感じやすい方も、TIGORAの3E設計なら快適に履ける可能性が高いと思います。

実際、僕も割と幅広の足で合う靴を探すのに苦労しやすいタイプですが、このモデルは試し履きの時点で「あ、いいかも」と感じました。

3. コストパフォーマンスを重視する人

高機能シューズの価格が1万円を超えることも珍しくない中、約5,000円という価格でこのレベルの性能が得られるのは、コスパの面でかなりの魅力です。

「週末プレイヤーだから、シューズにお金をかけるのはちょっと・・・
「趣味レベルなので、ある程度の機能があれば十分だな・・・
という方には、TIGORAのシューズは非常に合理的な選択肢と言えます。

まとめ

コスパ最高のテニスシューズ!

TIGORAのオムニ・クレー用テニスシューズを実際に使ってみて感じたことを総合的に振り返ると、「この価格帯でこの性能なら、十分すぎるほど満足できる」というのが正直な感想です。

  • 足幅が広くても快適に履けるフィット感
  • オムニコートでのグリップ力も良い
  • 夏場でも蒸れにくい通気性
  • 約5,000円という高いコストパフォーマンス

これまで使用していたシューズでは感じていた足のタコや内出血といったトラブルが解消されたことは、僕にとって非常に大きなポイントでした。

試合後も快適に過ごせるようになったのは、このシューズに変えた最大の恩恵だと思います。

もちろん、高級モデルと比べると、サポート力やグリップ力、軽さや耐久性では若干の物足りなさを感じる可能性もあります。

また、ハードコートで使用する場合は、オールコート用のモデルがあります。

使用するコートの種類には注意が必要です。

総合して、TIGORAのテニスシューズは特にコストと快適性のバランスを重視する人には非常にオススメできる一足です。

靴紐を黄色にしました。かっこいい・・・!

足首が窮屈に感じたので、靴紐の通し方で調整しています。

ご参考になれば幸いです。

今回購入したオムニ・クレー用はコチラ↓

オールコート用はコチラ↓

今回購入した靴紐はコチラ↓

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